命を守るライフジャケット【桜マーク】って何?水の事故を防ごう!
夏になると増える海、川などでの水の事故。
2022年の7〜8月の間の水難事故の発生件数は459件でした。
1日7件ほどのペースですね。。
連日報道がある水の事故での怪我人、死亡者の報道は悲しくなりますね。
そんな水の事故での生存率を上げてくれるのがライフジャケットです。
ライフジャケットは海や川などの水中に転落してしまった際に、沈んでしまわないよう浮力を得ることができるものです。
浮力を得ることができれば、体を動かさずに体力を温存した状態で救助を待つことができます。
過去のデータを見ても、水中に転落した際にライフジャケットを着用していた人と着用していなかった人の生存率は大きな差があります。
そこで今日は、
命を守るライフジャケット【桜マーク】って何?水の事故を防ごう!
についてまとめました!
桜マークって何?
ライフジャケットの中でも「桜マーク」をご存知ですか?
国土交通省が試験を行って安全基準への適合を確認したライフジャケットには、 桜マーク(型式承認試験及び検定への合格の印)があります。
ライフジャケットには、水中で浮き上がる力が7.5kg以上あること、顔を水面上に維持できることなどの様々な安全基準が定めらています。
近年ファッション性、レジャー性を優先したライフジャケットも多く販売されていますが、この桜マークがついたライフジャケットを購入した方が生存率は上がると言えるでしょう。
また、小型船舶の船外甲板上において、平成30年2月1日国土交通省より安全性の高い「桜マーク付き」のライフジャケットを着用することが義務付けられました。
国の安全基準を満たすライフジャケットを着用しないと違反行為とみなされてしまいます。
そのくらい桜マークは重要なんですね。
そして、出来るならライフジャケットは「桜マーク」付きにするんだ。命を守るものをケチってはいけない。
— kizz@改稿作業中 (@skin_pop) July 18, 2023
https://twitter.com/l_emontea_65/status/1682386261976432640?s=20
桜マークはどこについているの?
桜マークは主に、ライフジャケットの背中や内側に記載があります。
レンタル品を利用する際はここを確認してくださいね。
ライフジャケットの必要性と重要性は?
ライフジャケットを着用するとしないでは、海、川への転落時の生存率が大幅に変わると言われています。
ライフジャケットを着用するとおおよそ生存率は3~5倍以上となります。
ライフジャケットで浮くことができれば生存率が上がりますが、その間に通報して助けを求めることができればさらに生存率が上がります。
ライフジャケットを着用して浮いた状態になると、通報する(通報してもらう)機会を得ることができるのです。
また、ライフジャケットは、転落したことでパニックになるのを防ぐ役割もあります。
水害や転落事故は突然やってきます。
衣類を着たまま水中に転落してしまうと多くの人はパニックになってしまい、冷静な判断ができなくなってしまうのです。
しかし、ライフジャケットを着ているから沈まないと思うことができれば、パニックに陥らずに済んで冷静に対処することができます。
子供の水難事故を見ていると、6月のプールに入りたくても入れないあのヤキモキした時期に、海や川の怖さやライフジャケットの重要性を教える授業をしてもらえたら嬉しいなと思った。泳げるようになるのも必要だけど、水難事故を防ぐ知識を身につけるのもこれからの時代には必要だ思うの。
— 藍 (@ai47750166) July 21, 2023
川遊びはもうライフジャケット着用義務にしないとアカンわ。今から法整備して来年5月から施行とかやったら間に合うんちゃう?ほんで今年もニュースやテレビやなんかでもライフジャケットの大切さを繰り返し言わないと。子供だけで川に行かせる親や目を離す親は未来永劫なくならないよ。
— 木木 (@juri_zz_key) July 21, 2023
ライフジャケットの価格は?
桜マーク入りライフジャケットのデメリットは、桜マークのないものよりも、値段が高い傾向にあります。
桜マークの認証がないライフジャケットは3,000円〜購入できるものが一般的です。
一方で桜マークの認証がついたものは10,000円〜と3倍ほどの値段となっています。
しかし、一度失った命はどれだけのお金を払って戻ってきません。
これからさらに増える水辺のレジャー、ライフジャケットは欠かさず持っていきたいですね。
まとめ
夏のレジャーの必需品の一つであるライフジャケット。
泳げる人も、泳げない人も、大人も子どもも生存率を上げてくれるライフジャケット。
夏の悲しいニュースや事故が少しでも減るよう、さらに普及していってほしいですね。
読んでいただきありがとうございました!