首イボの原因は?かさぶたで取れる動画は真実なの?
ふと鏡と見たとき、首に触れたとき、ぽつぽつとできてしまっているのを見つけることがある首イボは憂鬱です。
痛みはとくになくても、女性にとって首にできてしまったイボは人目も気になりますよね。
秋冬は洋服やストールで隠すことができても、春夏はそうもいきませんので、なるべくなら除去できれば嬉しいと思っている方も多いはず。
ところで、あの首イボの正体はいったい何なのでしょうか?もしかして悪い病気?と不安に思う方もいるかと思います。
そこで今回は、気になる首イボについて原因や除去の方法をまとめてお伝えします。
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首イボの正体
このやっかいな首イボの正体は、実はほとんどが非感染性の良性腫瘍であり、とくに人体に影響はないとされています。
主に首にできるのは、アクロコルドンやスキンダックと呼ばれる良性腫瘍です。
ネット上では、角質粒という名前で認知されていますが、こちらは正確な病名ではなくあくまでネット上の呼び名であり、正式にはアクロコルドンやスキンダックとは区別するべきものなので注意してください。
なかには感染性のイボであったり、ごくまれに悪性の腫瘍である可能性も否定できません。
当記事では、便宜上角質粒という言葉で説明を行い、自宅でケアできる方法を解説していきますが、自己判断せずにかならず専門の医療機関で診断してもらい、自宅でケアできるものかどうか確認するようにしてください。
ネット上で話題の角質粒とは?
角質粒とは、顔や首回り、腕や足など、主に皮膚が柔らかく弱い場所にできやすいと言われている良性腫瘍の1つです。
女性や肥満の方ではとくにできやすいと考えられています。
初期のころは、小さなざらざらとした腫瘍であまり目立つことはなく、痛みもありません。
しかし、大きくなってくると、衣服やアクセサリーに引っかかって痛みを感じることもあります。
主な成分はメラニン色素であると言われており、老人性イボとも呼ばれているように、老化現象によって肌の新陳代謝が低下するために起こると考えられています。
見た目は薄茶色をしており、わずかに隆起したサイズはアクロコルドン、それがさらに大きくなり飛び出したものをスキンダックと呼びます。
角質粒は20歳ごろからでき始める方も多くおり、年齢が上がるとともに増加したり元々あった角質粒が肥大化したりします。
中高年になるとスキンダックがさらに肥大化し、軟性線維腫、懸垂性線維腫へとなっていきより目立つようになります。
20代や30代に多いのはアクロコルドンやスキンダックと呼ばれるサイズのもので、まるでほくろが飛び出したようなイボを形成しています。
こちらは肌の新陳代謝が首イボの形成に関わっているため、逆に新陳代謝を高めてあげれば改善される可能性のあるものです。
ハトムギやあんずエキスを含んだケア用品を使用することで、角質粒を改善、予防できる可能性があります。
よく動画サイトで首イボがぽろりと取れる動画が話題となっていますが、あの動画の首イボは角質粒によるものです。
角質粒が原因の首イボを除去する方法
では、実際に首イボができてしまった場合、どのように治療するのでしょうか?
まずは一般的に医療機関で行われている治療法を解説していきます。
レーザー治療
首イボの治療と聞いて、まず思い浮かべるのがこのレーザー治療ではないでしょうか?
具体的にはどのように首イボを除去するかというと、炭酸ガスレーザーという医療器具を用いてイボを一瞬で焼き切るという方法です。
シミを除去するのに使用するヤグレーザーとは違い、1つの首イボを除去するのに数秒しかかかりません。
治療を行うクリニックにもよりますが、大きなイボを除去する場合には注射で、小さなものを除去する場合は貼付薬にて局所麻酔をかけて行うので、痛みはほぼ感じないと言われています。
保険適用はなく自由診療の領域なので、治療費はクリニックによって異なります。
手術による除去
局所麻酔を用いて、ハサミや高周波メスで1つずつイボを除去していく方法です。
術後は傷の部分に軟膏を使用しながら治療していき、傷跡は少しずつ薄くなっていきます。
イボを軟部腫瘍として保険適応内で治療できることもありますが、たくさんある場合にはすべてを治療し終えるのに時間がかかり、術後の軟膏によるケアの手間も考えるとあまりおすすめはされていないようです。
凍結療法
ほとんどがウイルス性のイボに用いられる方法です。約マイナス200度ほどの液体窒素と専門のピンセットや綿棒を用いて、イボを1つ1つ瞬間冷凍していきます。
治療を行った1~2週間後に、イボはかさぶたになり自然と取れて治っていきます。
麻酔を使用すると保険適応外となるため、ほとんどのクリニックでは無麻酔で行われます。
人工的に凍傷を起こさせる治療のためとても痛みを伴う上、周りの皮膚への影響や、術後の色素沈着のリスクもあります。
自宅でできる?人気の首イボケア用品
首イボの原因が角質粒であった場合、自宅でケアすることによって首イボを予防、改善できるかもしれません。
首イボがぽろっと取れると噂のケア用品についてご紹介します。
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アクアビューティ「艶つや習慣」
動画サイトで話題になっているのがまさにこちらの商品です。
忙しい朝にも大活躍してくれる人気のオールインワンジェルタイプの基礎化粧品です。
化粧水、美容液、乳液、保湿のスキンケア機能のほか、肌表面をなめらかに整える角質ケア機能が1つになったアイテムです。
とくに注目なのが、角質をなめらかに整える成分が含まれていることです。
この成分のおかげで、乱れたターンオーバーを促進して首イボを改善できる可能性があるようです。
具体的には、あんずエキス、ハトムギエキスのほかに、プラセンタエキス、コラーゲン、ヒアルロン酸、アスタキサンチン、アロエベラ、クチナシなどの美容エキスが配合されています。
使い方は簡単で、首の気になる部分に1日約3~5分、マッサージするように塗り込むだけです。
次第にイボが立ち上がるような変化が見て取れます。悪化したように見えるかもしれませんが、そのままマッサージを続けてください。
その後徐々に、イボが黒っぽく枯れたようになり、硬くなってきます。
さいごには、イボがぽろっと取れて肌表面が綺麗になります。
こちらは動画投稿サイトにも掲載されており説明がなされていますので、ぜひ確認してみてください。
また、こちらの商品を使用して全ての首イボの症状がよくなるわけではありません。また、悪化したり、いつまで経ってもイボが取れない場合などは、専門機関での治療が近道です。
ほかにも似た成分の商品があります
動画が話題の艶つや習慣以外にも、あんずエキスやハトムギなどの美容成分を含んだ、首イボに有効とされるスキンケア用品が多数販売されています。
クリアポロン
シルキースワン
アプリアージュオイルS
アンミオイル
ぽっつるん
これらが有名な商品です。
それぞれ特有の有効成分が含まれていますので、ぜひ気になる成分をチェックして自分にぴったりのアイテムを見つけてください。
いずれの商品もインターネットにて通信販売を行っていますので、パソコンやスマートフォンがあれば簡単に購入できます。
さいごに
気になる首イボを除去できる方法について、クリニックで行う治療法と自宅で行える方法をお伝えしました。
首イボができてしまったからと言って、そこであきらめるわけにはいきませんよね。
出来る限りのケアを行って、美しい肌を取り戻しましょう。
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