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結婚したくない男性が電撃結婚する時の心理とは?

近年、女性の晩婚化が大きく取り上げられることが多く、少子化の問題と合わせてテレビなどで目にする人も多いのではないでしょうか。しかしこの晩婚化、もちろん男性にも急増しています。

男性は女性に比べて出産などの面を考えることがなく、また最近多い「歳の差婚」など、何歳になっても結婚できるイメージもあるため、結婚時期に対してかなり緩く考えている節があるようです。もちろん、若いうちはそれどころではないという人も多いです。

しかし、結婚なんてしたくない、そんなのまだまだ先じゃないか、考えたこともないと口にしていた男性が、前触れもなくいきなり結婚した、なんてことがおこることがあります。結婚式に出たら、新郎の友人が「あいつが結婚するとは思わなかった」と驚きを口にしていたということも多いのではないでしょうか。

こういう男性は、別に「結婚したくない、考えていない」と口にしていたのが嘘というわけではなく、本心でそう思っている人がほとんど。ですがある時いきなり「結婚してもいいか」と思うのです。

結婚に対して否定的な男性が突然結婚に舵を切るタイミングとは、一体どんな時に起きているのでしょうか?

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基本的には「結婚したくない」?

結婚願望については様々なところがアンケート調査を行っていますが、どの結果でもだいたい「結婚したい」と「したくない」が拮抗する形になっていて、20代だとわずかに「結婚したくない」が多く、30代になると「結婚したい」が増えていく傾向にあるようです。

これは主に「今のところ結婚を考えていない」という層が「いずれは結婚したい」と考えを変えたところにあるようです。「今後結婚したくない」と考えている層はあまり大きく変わらないのが特徴です。さらにいうと「いつかは結婚したい」と答えている人の中にも「でも今ではない」「いつかはしなくちゃいけないんだろうけど」と否定的な声も含まれています。

だいぶ前から草食系男子という言葉もありますし、考えてないことはないけれど、そもそも結婚というものに興味がない、気後れしているという男性が多いのは事実のようです。

結婚で自由を失いたくない

実は男性の結婚したくない理由でそれなりにある意見なのが「なんとなく」というもの。なんとなく今のままでいい、なんとなく決め手がないというのは、付き合っている彼女がいる男性でも意外と多いのです。

結婚すれば時間もお金も自由にならない、休みの日もごろごろしていると何が言われそう、家事もやらなくてはいけない、と、とにかく好きなことが出来なくなるというのは大きいです。男女ともに共通していますが、趣味や友達との付き合いが充実している人は特にそう思う傾向にあります。

特に男性はコレクションを趣味にしている人、車やバイクなどお金のかかる趣味がある人もいて、結婚相手にまず理解されないだろうという危惧もあるようです。

やっぱり外せない「経済的理由」

若い男性の結婚したくない理由のダントツ1位が「収入面、金銭面で養う自信がない」ということです。ネットやニュースで「女性の結婚したい相手の年収は○○以上!」という数字を見ると、自分には無理だと思ってしまう男性が多いです。

実際に普通に働いて年収600万とかの男性は多くありません。国税庁の調査では、平成25年の30代の平均年収は400万程度。もちろん平均なので、それより低い人も大勢います。そして、多くの女性はそういう男性と結婚しているということになります。

共働きという選択肢が選ばれていることが多い世の中ですが、子どもができたりと何かのタイミングで自分が養わなければということも十分考えられます。そういったことを考えると、この収入では結婚して生活できないんじゃないかという結論にたどり着く男性は多いですね。

突然来る「結婚したい」ポイント

さて、そんな男性陣が「結婚したいな」と思うのはいったいどんな時なのでしょうか。

長く付き合っている相手がいると、「そろそろ彼女も年だし、自分が責任を取らないと」と感じる男性も多いです。この頃になると仕事も安定して、収入面での不安が減っているということもカギになります。

しかし中には「結婚するっていうほど付き合ってる人いたっけ?」と驚いてしまうほど、突然あっさり結婚する男性もいます。あぁあの彼女とかと思っていたら、全然違う付き合って数か月の彼女と結婚したらしいなんてこともありますよね。

「付き合う」と「結婚」の意識の違いもあり、付き合っているうちは楽しく過ごせる彼女でいいけれど、結婚となると違うなぁ・・・と考える男性は多いもの。結婚に求めるものが「癒し」であるというアンケートも多く、彼女と結婚がすぐに結びつかないケースは多いのです。

そんな男性が結婚を意識するのは、大変なときに傍にいてくれたりという、実際の結婚生活のイメージです。男性は自分が弱った時のことをあまり想像しないケースがあるのか、「一緒に生きていくにはこの女性が必要なんだな」という実感がポイントになってきます。

ポイント①生活環境が変わった時

どの年代にも共通するのが、今の生活が変わる、変わった時という点です。ほとんどの場合が仕事に関することになりますね。

転勤など、今の住んでいる場所から引っ越す場合、付き合っている相手と遠距離になってしまうケースもあります。そんな時に「やっぱり一緒に居たいな」という気持ちになり、結婚したいと思うことが多いようです。引っ越した先で生活するのを想像するときに、結婚という選択肢が思い浮かぶのですね。

また、引っ越してから独身は寂しいと思って結婚を意識するケースも多くあります。特に実家暮らしだった男性が、家を出て初めての一人暮らしというのは、想像以上に寂しさを感じるようです。帰って来て家が暗い、なんだか寒い、部屋も散らかっていてそんな中で慣れない食事を作る・・・という日々が続くと、家庭の温もりを強く意識するのでしょう。

残業が増える職場に移動になって、今までできていた家事ができなくなり家が荒れてきた時や、逆に残業から解放されて家に早く帰る日が増え、やはり寂しさを意識する日が増えた、などなど、仕事内容が変わった時というのは生活も変わることが多いですよね。そんなタイミングで結婚したいなと考える人はとても多いようです。

ポイント②近い人間が結婚した時

30代前後の男性の意見が多いのがこちらです。友人が結婚した、子どもができたというときです。友人に限らず、親戚や職場の人はもちろんですが、芸能人でも自分と同年代の男性のそういう話を聞いたりすると「あれ、自分と同じ年か」と思うようです。

この年代は男女ともに周囲で結婚、出産ラッシュが続くこともあり、年内に何度もそういう報告を受けたという話も少なくありません。それこそ「あいつは結婚しないと思ってた」という友人が結婚したりすると、そういうものなのかなと結婚を意識するようです。

やっぱり周りの空気というのも大事なポイントなんですね。

ポイント③大変な時を乗り越えた時

結婚したくないと考える男性は、一人で生きていける、自分でできるという気持ちが強い人が多いです。そんな男性が気弱になった時、支えてくれたり傍にいてくれたりした女性がいると、支え合うという意識が生まれるようです。

誰にでも当てはまることだと「風邪をひいた」など、とにかく体調を壊したとき。実家暮らしの時は意識していなくても、一人暮らしで体調を崩すというのは予想以上に大変なもの。中には「死ぬかと思った」と思う人もいるようです。

フラフラで買い物にも行けない、食事も作れないというときに、看病してくれる人がいるというのはとても心強くて、ありがたいものですよね。付き合うのとはまた違う、「生きることを助けてもらっている」という気持ちが結婚を意識するようです。

同じように、仕事で辛い時期や親族が亡くなった時など、「大変なときに支えてくれる」というところは大きなポイントになります。もちろん女性でも大事にするポイントですよね。

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結婚を考えていない彼氏をその気にさせるには?

では結婚を全く考えてない彼氏に結婚を意識してもらうにはどうしたらいいでしょうか?

それにはまず、男性が潜在的に感じているネガティブなイメージを一つずつほぐしていくことが重要です。男性は、上司や既婚の友人から「嫁が~」と愚痴を聞く機会が多いものだそうです。これが結婚=ネガティブの元凶の一つ。

これを覆すには、あれこれ言うよりも実際に幸せそうな男性を見てもらうのが一番効果があります。結婚した友人の家に遊びに行く、共通の結婚した男性の知人がいるなら家族ぐるみでバーベキューをするなど、実際の結婚生活を目の当たりにすると自然と意識が変わる男性が多いようです。

結婚へのハードルを下げてあげる

彼が結婚に気乗りしていない理由を探り、収入面で不安がありそうなら共働きという方法もあること、趣味に夢中なようなら結婚した後もある程度安心して続けられる環境であることをアピールするなど、自分ができる範囲で許容する姿勢を見せることも重要になります。

さらに最近は「サプライズでプロポーズ!」や「ステキなプロポーズ」など、プロポーズ自体のハードルが上がっているという意見もあります。また親への挨拶などが心理的に負担になっているケースも。思い切って「結婚どう?」と女性から軽く聞いてあげるのも成功の秘訣かもしれません。

一緒にいると楽しい、だけで結婚に至ることはなかなか難しいもの。その後の結婚生活をイメージしやすくするのが、男性を結婚に踏み切らせる近道です。

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