コルギは危険性あり?脚やせや小顔の効果はどうなのか?
ちまたで噂のコルギという美容法を知っていますか?
最近では人気モデルもコルギを取り入れているとブログで紹介したこともあり、日本でも美容女子に認知されてきたコルギ。
ですがそれと同時に、効果の有無や危険性の有無なども語られるようになってきました。
しかし実はこのコルギ、自宅でもセルフでできるようですよ。
コルギについて正しい知識を持ち、ぜひ美容に取り入れてみてくださいね。
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コルギってなに?
もともとは韓国の民間療法
今や美容目的に行われることの多いコルギ(骨気)ですが、もとは美容大国、韓国で生まれた民間療法だそうです。
ここ数十年のうちに婦人科系の病気に効果があるとして開発された民間療法なので、美容法として応用され始めたのは最近であり、まだまだ歴史の浅い施術法と言えそうです。
次々に新しい美容法が流行るあたり、さすがは韓国といったところですね。
コルギは骨の老廃物を流すと言われている
コルギは、小顔や美脚になれると言われているマッサージです。
ふつうのマッサージでは皮膚や筋肉を刺激して行うことが多いのですが、コルギは骨と筋肉に同時にはたらきかけるマッサージです。
ギュウギュウと骨に圧力をかけ、血管やリンパ管を圧迫して血流をアップさせます。
身体のさまざまな部分は複数の骨によって構成されているのですが、一部の美容家たちの間では、その骨と骨の隙間に老廃物が溜まることで骨格が膨張して顔が大きくなったり、足が太くなったりすると言われているようです。
また、骨を包む骨膜にも脂肪が付いているのだとか。
その溜まった老廃物や骨膜に付いた脂肪を、コルギによって押し流してしまうことで骨格を縮め、小顔効果や美脚効果を得ることができます。
コルギの危険性
先ほどもお伝えした通り、コルギは骨をギュウギュウと押して老廃物を流したり脂肪を燃焼する施術方法です。
そのため、施術中は人によってはものすごく激痛であったり、施術後に腫れやアザができてしまった、施術後から頭痛や吐き気が出たという報告もあるほどです。
また、医学的にいえば、頭や腕、足など成人の骨は、たとえ複数の骨で構成されていたとしてもその隙間はほとんどありません。
そしてそのわずかにある隙間は、筋肉や骨格を正常にはたらかせたり、衝撃に対するクッションの役割のために必要なものです。
また、骨膜の厚さもわずか1mm程度しかなく、施術者が無理矢理骨を押すことで骨膜を痛めてしまう原因にもなりかねません。
コルギを行うのに特別な資格はいりませんので、間違った知識を持った施術者が行うことでトラブルが起きている可能性も考えられます。
このように、医学的な観点やトラブル報告を見る限り、コルギが絶対に安全な美容法とは言いきれません。
日本のサロンで受けられるコルギ
コルギにも危険性があることが分かりました。
しかし実際にコルギの施術を受け、劇的に変化を感じた方も多数いるようです。
日本の美容業界ではとくに、トラブルが相次ぐようなサロンは経営が難しくなります。
そのため、コルギを受けてみたいと思ったらサロンのホームページや口コミサイトを確認し、安全なサロンかどうか自分で判断する能力が求められます。
もちろん施術が合うかどうかも人によって異なりますので、まずは短めのコースから体験してみると良いでしょう。
日本で受けられるコルギは、骨の圧迫や矯正というよりも強めのリンパマッサージであることが多いようです。
痛みによって強さも加減してくれるサロンが多いので、比較的安全に施術を受けられるようです。
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自宅でできるセルフコルギ
コルギがリンパマッサージであれば、自宅でも簡単に行うことができますよね。
今回はコルギによる脚やせ方法の一部をご紹介します。
日本骨気協会の林幸千代先生は、日本で初めてコルギを行った日本コルギの第1人者であり、コルギについての書籍も出版されています。
コルギを本格的に始めてみたい方は、ぜひ先生の書籍を参考にしてみてください。
脚やせコルギは筋肉太りの方にとくに効果的!
足が太いのには、主に脂肪で太っている場合と筋肉で太くなっている場合があります。
運動をして効果が得られやすいのは脂肪太りタイプの足です。
逆に筋肉で固太りしている足は、運動をするとより筋肉が発達してしまうためにダイエットしにくいと言われています。
しかし脚やせコルギは、このような筋肉太りの方に効果的であると言われています。
セルフ脚やせコルギの方法
今回お伝えするのは、人気モデルの西内まりやさんが毎晩行っているという脚やせマッサージ方法です。
西内まりやさん自身、もともと筋肉質な脚で悩んでおり、太ももに隙間ができなかったそうですよ。
今のスレンダーな彼女からは想像できませんよね。
このマッサージを入浴後に取り入れたことで、脚やせに成功したようです。
初めにお風呂に入り、しっかりと体を温めた方がより効果的です。
マッサージクリーム、またはマッサージオイルなどを用意しましょう。ココナッツオイルでも大丈夫です。
オイルを使用するので、ソファやカーペットにオイルが付着しないように注意しましょう。
足を出した状態で、汚れても良いバスタオルなどの上に座りましょう。
基本は下から上に行うことです。足先で滞っているリンパを、上の方に押し流していくイメージです。
手でマッサージを行っていくのですが、このときにこぶしを作り、指の第二関節の尖った部分を使用してリンパを流していきます。
もしも痛みが強ければ、手のひらの中央より下部分、パン生地などをこねる部分を使用してみてください。
それでも痛ければ指の腹を使用しましょう。
第二関節、手の腹、指の腹の順で痛みは弱くなります。
まず、足首からすねの骨に沿って膝下まで拳を滑らせます。下から上に何回か滑らせたら、それをふくらはぎを1周するように行います。
強さは痛気持ちいいくらいで大丈夫です。無理に強くマッサージしすぎると肌を痛めたり、内出血を起こす可能性があるので注意しましょう。
だんだんと血行が良くなり、マッサージをした部分があたたかく感じるようになります。
膝下のマッサージを充分に行ったら、次は太もものマッサージに移ります。
ふくらはぎのときと同じように、まずは膝上にある真ん中の骨に添わせるようにして第二関節を滑らせていきます。
ふくらはぎよりも痛みが強い場合が多いので、力と手の使用する部分を調整して加減してください。
こちらも足の外側、裏側、内側とまんべんなく1周をマッサージします。
西内さんいわく、とくに内側はリンパの流れにとってとても大切なポイントのようなので、集中的に行いましょう。
コルギのポイントは、骨に効かせるマッサージです。そのため、どの方向からマッサージを行う場合も骨に届かせるような気持ちで行うと良いでしょう。
やることはこれだけです。リンパマッサージと言えば、まず足裏から指圧を始めて…と色々な工程があり、足はスッキリしても腕が疲れてしまう場合もあります。
しかし、たったこれだけならその心配もなく、テレビを観ながらでも簡単にできてしまいますよね。
これで西内まりやさんのような美脚が手に入れば、言うことなしです。
さいごに
モデルも実践する韓国式の美容法、コルギについてお伝えしました。
コルギの危険性についてもネットで語られていますが、日本のサロンは比較的安全そうです。
しかし、これらの危険性があることを知った上で、サロンを吟味するアンテナが必要です。
安全なサロン、またはセルフコルギで、理想の自分に近づけたら素敵ですね。
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