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ワーホリに行くなら年齢はいつがいい?費用や婚期の兼ね合いでパターンを考えてみる

上手に使えば、またとない貴重な体験をすることができるワーホリ。英語力を伸ばしたい、海外に出て視野を広げたい、今しかできないことをしたい・・・ワーホリを利用する人の理由は様々です。

ワーキングホリデービザの取得には様々な条件があります。決められた国の中で選ばなくてはいけないのはもちろん、同じ国に二回は行くことが出来ない、一定以上の資金を持っていなければいけないなど、だいたいの国に共通してビザの取得条件が決まっています。その中でも一番のポイントになるのが「年齢」です。

ワーホリのビザ申請ができるのは18歳から30歳まで。ワーキングホリデーの設立目的が「青少年の視野を広げる」ということなので、しっかりと年齢制限があります。

今のところすべての国がこの基準ですが、オーストラリアは2017年には上限を35歳に引き上げる方向であることをアナウンスしていたりと、国同士の協定で今後変わることは大いにあり得ます。

また、ビザの「申請は」30歳までと決まっていますが、渡航を開始するのは31歳になってからでも大丈夫。31歳になる誕生日の前日に申請手続きをしっかりと終えれば、ビザの発行までに数か月、さらにビザの発給日から一年以内に渡航すればいいので、入国が32歳でも大丈夫なのです。

ですが、32歳に渡航して、最長の2年間しっかりワーホリを満喫して帰ってきたら、もう34歳です。そこから仕事は?結婚は?と考えると、あっという間にアラフォーに・・・なんてこともなりかねません。

まだまだ時間があるし大丈夫!とばかりに漠然と構えているのは失敗の元。ワーホリというチャンスも、その先の生活に役立ててこそですよね。しっかりと自分の人生をイメージすることが、ステキなワーホリ体験に繋がります。そこで、いくつかパターンを作って考えてみましょう。

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成功体験談に学ぶ、状況別2パータン

ワーホリから帰ってきた人で、体験談をブログやホームページに綴っている方はとても多いです。何をもって「成功だった」というかは人それぞれですが、その中には「失敗だったた」「予想外だった」という内容が多いのも事実です。

せっかく膨大な時間や費用をかけて渡航したのに、こんなはずじゃ・・・と終わってしまっては悲しいですよね。これから行く人のために失敗談を綴ってくださってる方に感謝して学びながら、ステキなワーホリライフにしたいもの。

そんな体験談の中から、20代前半に行ったパターンと後半に行ったパターンをおおまかにまとめてみました。

パターン1≫やっぱりエネルギーのある若いうちに派

ワーホリを利用する人で多いのが、大学を出てそのまま、あるいは卒業後少し準備をしてから行くというパターンです。年齢的にいうと22~25歳くらいですね。

海外なら余計にそうですが、新しい環境で生活するというのはとてもエネルギーを使うものです。体力、気力共に満ち溢れている学生時代に思い立ち、勢いに乗ってワーホリへ行く人も多いようです。学生時代なら英会話を勉強する時間も多く取れますから、それを忘れないうちに行くという方もいます。

行って体当たり、貧乏ワーホリにチャレンジ!というさらに若い時にチャレンジする人もいるようですが、割合的には男性が多いようです。女性は堅実な人が多いので、しっかりと準備をしてから行くというタイプが多いみたいですね。

就職してからだと、数か月も海外に行くというのはとても難しいです。卒業後渡航し、帰って来てもまだ20代。そこから仕事を探しても、まだ人生に余裕があります。そういった先のことを考えるうえでも、早いうちにワーホリを利用するというのは、皆さんに多く選ばれている選択肢というわけですね。

ただし、ワーホリは留学と違いあくまで「ホリデー」なので、帰って来てから「ワーホリで海外へ行ってました」と就職先でアピールをしても「遊んできたんですね」と取られることがほとんどだそう。ワーホリを海外経験として就職活動に生かしたいと考えている人は注意が必要ですね。

また、早めにワーホリを利用した人の中で、さらにお金を貯めてもう一度他の国にワーホリに行った!という方もいます。先のワーホリでできなかったことや反省を踏まえて、さらに素敵な体験へ飛び込むことができるのも、若いうちにワーホリで渡航するメリットです。

パターン2≫成功例も多い!しっかり準備をしてから派

26~30歳くらいの年齢の方によく見受けられるのがこちら。卒業後しっかりと働いてお金を貯めたり、英会話スクールなどに通って語学力を身に付けてから渡航するパターンです。もしくは、仕事を続けていたけれど本当にこのままでいいのか・・・なにか今でしかできないことがあるんじゃないか、と考えて20代後半から思い立つ人も多いようです。

ワーホリの失敗談で最も多いのが、英語は現地でスクールに通いながら、英語圏で生活していればいやでも上達するはず!と考えて渡航したはいいものの、現地の英会話に全くついていけず、同じような境遇の日本人と仲良くなり、紹介してもらった日本食レストランで働き、そこでコミュニティが成立してしまい、英語も上達せず行った意味があまりなかった・・・というものです。

その点この年代でワーホリを利用とする人は、しっかりと語学力があり、資金も貯めてあり、何をしたいというビジュアルや目的意識が強い人が多い傾向にあるようです。そういった準備にかける時間や用意の違い、気持ちの持ち方が「成功した!よかった!」と思えるワーホリにつながって行くのかもしれません。

ただ、やはり帰国後の年齢が上がっていますので、再就職には渡航前の仕事のキャリアが大きく関わってくるようです。先に書いたように「ワーホリ=遊び」とする会社が多いようですので、何も考えずに今の仕事を辞めてワーホリに行く!となると、帰って来てから苦労するかもしれません。しかしワーホリはあくまで「ホリデー」。英語の上達よりリフレッシュが大事!と考えて、あえて一度働き詰めた会社を辞めて行くという人も。

何のためにワーホリに行くのかが重要ということですね。

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準備期間はどれくらい?帰国後はどうしてる?

ワーホリに行く準備ですが、端的に言えば申請後数か月で発給されるビザ、航空券、お金があれば行くことができます。ですがそれだけではもちろん苦労するのは目に見えています。行き当たりばったりのバックパッカーワーホリを楽しむならまだしも、そうでないなら事前準備は大切ですよね。

実際に行く人は、行こう!と思ってからどれくらい準備をしているのでしょうか?費用をどれくらいかけて貯めるのか、事前に英会話を勉強するのかなど、個人差が大きいものを除けばだいたい半年~一年くらいの準備期間を作っているようです。

この間に、情報収集や航空券の手配、語学学校保険の申し込みや国際運転免許証や預金証明書の取得、さらには歯の治療なども、海外で治すことになるととてもお金がかかるため、前もって検診を受けておいたりするのだそう。

そして帰国後にどうするかということを計画しておくのも、事前の準備のうち。帰ってきたらなにもすることがない、では困りますよね。就職については前述しましたが、特に20代後半、30代に帰国するとなると、結婚についても悩みますよね。

ワーホリを体験した人はどうしているのでしょうか?そして気になる費用は?

どれくらいお金を貯めたらいい?

ワーホリは普通の旅行とは違い、「現地の職場で働きながら」長期滞在することが許されています。アルバイトをして滞在資金を稼ぎながら過ごすことができるわけです。

しかしだからといってわずかのお金で行くことは無謀です。国によっては「一定以上の資金があること」と厳格に定められています。まずは一番大事な費用について考えてみましょう。

必要な費用は、まず行く国によって大きく異なります。もちろん滞在期間によっても変わります。現地で語学スクールには通うのか?マンションかシェアハウスか?ホームステイか?などなど、細かく考えるときりがありません。

人気の高いカナダ・オーストラリアで100~150万、人気ですが物価が高いと言われているイギリスでは1年間滞在で150~200万ほどの費用がかかるそうです。これは渡航前に必要なビザ申請・交通費・保険をはじめ、家賃、生活費からアルバイトの平均額を引いた計算です。

しかしけがや病気になった場合や、思ったようないい仕事が見つからない場合、もっといろんなことをしたいと思った場合などを想定すると、もう少しあったほうが安心ですよね。さらにホームステイ先の手配やワーホリの計画をサポートしてくれるエージェントを頼む場合、事前に英会話スクールに通う場合など、実際は200万以上かかったというケースもありますね。

なんにせよ、事前にしっかりと下調べをするのが大切です。現地でお金が無くなった!も、資金を貯めていたら年齢的に間に合わなかった!も、どちらも悲しいですよね。

結婚してから行く、または国際結婚もアリ!

女性なら誰しも気になる結婚ですが、ワーホリで婚期が遅れた!という話よりも、ワーホリが縁で結婚した!という話の方を見かける方が多いです。渡航先で同じ日本人でワーホリに来ている人と出会い、帰国後そのまま結婚した、というパターンです。

海外に出ようとするくらいですから意思疎通も積極的な人も多く、さらにワーホリでその国を選んだという共通点が多いのも、恋に発展するポイントのようです。趣味や生き方も似通った人が多いのかもしれませんね。

また、渡航前に付き合っていて帰国後に結婚したという、離れてみてお互いの存在が必要だと感じたカップルも多いみたいです。

中には少数ですが、現地の人と付き合い始め、すっかりその国が気に入って、結婚しビザを切り替えて永住してしまったという人も。

人生に新しい風を吹き込んでくれるワーホリ。何を成功とするかは人それぞれですが、「ワーホリに行ったから今の自分がある!」と言えるような人生になったら素敵ですね。

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