お金,  ライフスタイル

一人暮らしで自由使えるお金って、都内だといくらくらい?

3月で高校を卒業し、大学に通うために田舎から状況してきた大学生。この春から就職し、親元を離れ一人で生活を始めた新社会人。または転勤が決まり、いきなり見知らぬ土地で一人暮らしを始めようとしている社会人。はたまた、実家で親のスネをかじりつつ日々過ごしている人。この記事を読んでいる方には、色々な方がいらっしゃると思います。

実家ってとても楽ですよね。家に帰れば「おかえり」と迎えてくれ、黙っててもご飯ができてる。全部自分でやる必要もなく、ある程度のことは少しやらなくても気付いた時には母親がやってくれてしまっていたり。

しかし、そんな実家を離れなければいけないシーンがいつかやってくると思います。そんな状況になってしまった時、家賃は?食費は?光熱費は?贅沢は絶対できない?と色々考えを巡らせる必要がありますね。

同時に心配されるのが、自分の趣味や娯楽に使えるお金はどれくらい取れるんだろう?ということ。生活費も大切ですが、この自分にかけれるお金というのも大切ですよね。あまりに少なすぎるのは死活問題になります。

そこで、今回一人暮らしにかかるお金や自由に使える金額についてまとめてみました。

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一人暮らしの平均費用とは?

これから一人暮らしをする人は気になる平均費用。筆者も実家暮らしの時は全く知りませんでした。住んでいる環境、土地によって変わってくる部分ですが、他の人はどうしてるんだろう?と気になりませんか?

一般的に、月20万円の稼ぎがあれば、一人暮らしは楽に出来ると言われています。ただしこれは贅沢をしすぎない場合です。頻繁に飲み会に参加したり、高い買い物をたくさんすることは難しくなってきます。どうしてもそうしたい場合はそれ相応に生活を切り詰め、節約するしかないでしょう。

30万円の稼ぎがあれば、もっと余裕のある楽な生活ができるでしょう。当然家賃が高いところにも住めますし、貯金だって簡単に溜まっていきます。将来のことを考えるのであれば、貯金は必須ですね。

少し話が逸れてしまいましたが、本題に入りましょう。

光熱費の平均

光熱費とは、電気やガスなど、生活するために必要な費用です。一人暮らしの場合だと、電気代の平均費用は3,000円〜8,000円と言われています。夏場や冬場はクーラーや暖房が大活躍する時期ですから、きっと電気代は高くかかってしまいます。

電気代の費用の内訳を見てみても、
1位 クーラー・暖房
2位 ドラム式洗濯乾燥機
3位 冷蔵庫
となっており、クーラー・暖房は群を抜いて1位にランクインしています。

ガス代の平均費用は3,000円〜6,000円です。

ガスに関しては種類が2種類あります。「都市ガス」と「プロパンガス」です。2つを比べてみると、都市ガスの方が明らかに安いようです。普段使用する分には特に差はないようなので、安い都市ガスを選ぶのがポイントですね。

水道代の平均

次に水道代。水道代の平均費用は3,000円と言われています。こちらも日常生活でたくさん活躍するもの。料理や食器洗いの時はもちろん、トイレやお風呂も水道代が関わってきます。

水道代の内訳は
1位 トイレの洗浄
2位 お風呂
3位 キッチン

となります。

電話・インターネット代の平均

今やスマートフォンの普及率は72.2パーセントと、年々増え続けています。10代だと94パーセント、60代でも47パーセントと、約半分の方はスマートフォンを使っている時代です。そこで見逃せないのが、この電話やインターネットにかかる費用。

スマートフォンにかかる平均費用は7,000円。インターネットの平均費用は6,000円〜7,000円です。

スマートフォンを使用するのにも、意外とお金がかかってしまいますね。

家賃の平均

家賃の費用は住む場所によって様々です。「駅から徒歩2分」と「駅から徒歩10分」このわずか8分の差でも家賃は大きく変わる場合があります。平均費用は60,000円〜70,000円です。

一人暮らしの場合、最も多い間取りは1Kです。1Kとは、部屋は1つ。玄関入ってすぐ通路があり、その通路の途中にキッチンがあるというものです。あまり栄えていない田舎の方だと、もっと安く借りられる部屋もあります。

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都内に一人暮らしがしたい!

地方から上京してきた人たちは、特にこの憧れがあると思います。窓を開けたら高いビルがたくさん連なり、近くには線路が数本並んでいて、時には電車の音で起きたり。何となく大人になったような、おしゃれな気分にもなりますね。

ただし東京は家賃が高いのが難点。上京してきたはいいものの、毎月高い家賃を払うと生活があまりにも苦しい。職場は都内にあるけれど、仕方なく電車で30分ほどの千葉県や神奈川県に住んでいたり。

筆者の知り合いにも、そう言っている人は数多くいます。みんな口を揃えて、「東京の家賃が安ければな」と愚痴をこぼしております。

東京都内の家賃相場はいくら?

気になる東京の家賃はどのくらい高いのでしょうか。区別にランキング形式でまとめてみました。

 

1K家賃相場の高い区ランキング
1位 港区 (118,000円)
2位 渋谷区 (108,000円)
3位 千代田区 (100,200円)
4位 中央区 (96,000円)
5位 目黒区 (95,000円)

 

やはり1位は東京都港区。この辺りには表参道、青山、六本木、お台場、品川などがあります。中でもトップクラスで家賃相場が高いのが麻布です。
誰もが憧れる、東京の中心部と言っても過言ではないでしょう。

 

1K家賃相場の安い区ランキング
1位 葛飾区 (67,000円)
2位 足立区 (67,000円)
3位 江戸川区 (68,200円)
4位 練馬区 (70,000円)
5位 板橋区 (73,000円)

 

こちらは先ほどとは逆に、家賃相場の安いランキングです。葛飾区、足立区が比較的安いとされています。葛飾区は東京の中でも北東部の千葉寄りに位置しています。交通の便も良いので、一人暮らしには丁度良い場所なのではないでしょうか。

 

都内に住んでも自由に使えるお金はあるの?

結論から言うと、収入次第ではありますが、自身の頑張り次第では「ある」と思います。憧れの東京に住んでも、新しい洋服を買ったりエステやネイルに行けない、なんてことは避けたいし、そうなってしまったら本末転倒も良いところ。

ただそれなりに、気をつけなければいけない部分はあります。

節約術を学ぼう

前述した通り、生活していくためにはお金がかかります。なるべくエアコンの使用をギリギリまで我慢したり、電気の付けっぱなしい気をつけたり。
ガスは必ず都市ガスを使用するようにしたりもしましょう。小さなことも地道に節約していけば、光熱費は6,000円ほどに抑えられます。

水道代に関しても、今色々な節水グッズが売られています。それらを駆使して少しでも水の使用量を減らすことによって、3,000円以下に抑えられるでしょう。

電話代はなかなか節約するのは難しいと思いますが、インターネット代は意外と簡単。回線やプロバイダーを使用するのではなく、ポケットwifiに目を向けてみましょう。ポケットwifiだと、安くて月3,000円で済む場合もあります。

安い物件を探そう

東京都内の家賃相場は前述した通りです。なるべく安い土地、安い物件を探してみましょう。しかしいくら安くても、住みにくい物件は避けましょう。

筆者の友人で、池袋から電車で10分、最寄駅から歩いて10分の場所に住んでいる人がいます。間取りは1K、家賃は95,000円。初めて友人宅にお邪魔した時は、「これで95,000円!?」と驚いてしまいました。部屋も4畳半。トイレに関しては、便座に座った状態で扉を閉めると、扉に膝がぶつかる程。友人には失礼ですが、さすがに狭すぎてとても窮屈でした。

東京での一人暮らしの一例

月々の手取りが20万円の人の場合。都内に住むのであれば、自由に使えるお金はほぼ無いでしょう。これは東京都内に一人暮らしをするとした一例ですが、

家賃 80,000円
光熱費 10,000円
水道代 3,000円
電話・インターネット代 15,000円
食費 40,000円
雑費 3,0000円

これを見ると、ここまでで合計178,000円。いかがでしょう。これで貯金をするとなれば、もう手元に残るお金はほとんどありません。せっかく働いて稼いでいるのに、生活するだけで精一杯。そんなの退屈ですよね。

手取り20万の人が自由にお金を使いたいのなら、生活費を節約してみましょう!節約方法は沢山あります。マメに家計簿をつけると内訳がよくわかり、効率よく節約できます。無理のない程度に節約して、好きなようにお金を使いましょう!

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