ソラレンを含む食品一覧!食べる時間に注意してシミ対策
シミやシワ等の老化防止のために、日焼け対策は必須ですよね。
日焼け止めをこまめに塗ったり、飲む日焼け止めを飲んだり、日傘を差したり等の対策を頑張ってい、る方は多いと思います。
これで、紫外線対策はバッチリ!
と思いきや、気づいたらシミやソバカスができていたり、日焼けしてしまっているなんて事はありませんか?
実は、紫外線対策をしっかりしていても、紫外線に反応し、肌に働きかける性質である「光毒性」の事は見落とされがちです。
光毒性物質として、「ソラレン」という成分が挙げられますが、この「ソラレン」を含む食材を食べてから外出をしてしまうと、2~6時間ほどは、通常より多く紫外線を肌に吸収してしまうと言われています。
今回はそんな、「ソラレン」を多く含む食べ物をまとめてみました。
スポンサーリンク
ソラレンとは
ソラレンとは、柑橘類や、一部の野菜などに含まれている物質です。
ソラレンを含む食材を食べると、2時間程で全身の皮膚表面に、ソラレンが届きます。
皮膚の表面に、ソラレンがある状態で、紫外線を浴びると、ソラレンが光エネルギーを蓄積します。
そして、その蓄積したエネルギーで、皮膚の深い部分や、真皮の部分に強いダメージを与えます。
ダメージは、皮膚に、赤みやかゆみ、シミとして出てきます。
このような、ソラレンによる影響のことを「光毒性」と言います。
まとめると、ソラレンが含まれる食材を食べてから、すぐに紫外線に当たると、肌がダメージを受け、シミやシワ等、肌の老化や劣化に繋がるということになります。
ソラレンを多く含む食品
ソラレンを多く含む食品をまとめてみました。
果物
主に柑橘系は、基本的にソラレンを多く含んでいるようです。
・レモン
・みかん、オレンジ
・アセロラ
・グレープフルーツ
・キウイ
食用だけでなく、レモン、グレープフルーツ、ベルガモットなど、柑橘系のアロマ精油などにも、光毒性の注意書きがしてあったりします。
野菜
野菜にも、ソラレンが多く含まれているものがあります。
・きゅうり
・セロリ
・じゃがいもの芽
・ブロッコリー
その他、香味野菜にも、ソラレンが多く含まれているものがあり
・パセリ
・しそ
・三つ葉
・パクチー、コリアンダー
等も注意が必要です。
きゅうりは、昔、スライスしたり、すりおろして顔にのせるというきゅうりパックが流行りましたよね。
こちらは、紫外線を吸収しやすくしてしまうので、朝は絶対にしてはダメということです。
きゅうり自体がお肌に悪いという事に繋がる訳ではありませんが、きゅうりパックは、ソラレンの性質を考えるとリスクがかなりあります。
スポンサーリンク
ソラレンが少ない食品
逆に、ソラレンの少ない食品はどんなものがあるでしょうか?
果物
・リンゴ
・苺
・桃
・すいか
・バナナ
等
野菜
・人参
・大根
・かぶ
・キャベツ
・レタス
・トマト
・かぼちゃ
等
光毒性を防ぐには
ここまで、光毒性によるお肌への影響、ソラレンを含む食品等をご紹介してきましたが、日常生活で、光毒性を防ぐには、具体的にどのような注意をしたらいいのでしょうか?
食べる時間に気をつける
太陽の光がない所では、光毒性は生じません。
食事をして、ソラレンが体に吸収され、皮膚表面まで到達するのに、数時間かかる為、一番注意が必要なのは、朝ごはんということになります。
太陽の沈む、夜ごはんの時間帯はあまり気にする必要は無いということです。
一番注意が必要なのは朝ごはん、そして、時間によっては、お昼ごはんを食べる際に、ソラレンを多く含む食品を控えることが大切です。
「朝はフルーツ」というのは、一見ヘルシーな感じもしますし、お手軽ですが、お肌の事だけを考えると、良くありません。
ここ数年、朝のグリーンスムージーも定番となってきていますが、お肌のためを考えると、ソラレンを含む食品は避けて作るのがベストです。
ソラレンの含まれる化粧品の使い方
先程も少し書きましたが、食用だけでなく、お肌につけるものにもソラレンが含まれている場合は、注意が必要となります。
肌に塗布した「ソラレン」の光毒性は、その化粧品に含まれるソラレンの濃度にもよりますが、5時間~12時間ほどで消えていくといわれています。
これから日光を浴びる可能性があるタイミングで、ソラレンが含まれる化粧品を使用することは、お肌にあまりよくありません。
ですので、そういった化粧品は、日中ではなく、夜に使用することをおすすめします。
最後に
まとめると、ソラレンを含む食品は、それ自体がお肌に悪影響を及ぼすというわけではなく、食べる時間や、化粧品の場合、使用する時間に気をつけさえすればオッケーということになります。
日焼けに気をつけている皆さん、是非、紫外線対策の一つにソラレンに注意するということも取り入れてみてください。
スポンサーリンク