夢を諦める年齢はいつまで?タイミングが重要かも
あなたは今、夢をお持ちでしょうか?小学校の卒業アルバムを開いてみれば、もしかしたら今の夢や今の仕事と違うことが書いてあるかもしれません。
ほとんどの人が、小さい頃になりたかったものと違うものになっているのではないかと思います。
何故、昔思い描いていた未来の自分と現在のあなたは違ってしまったのでしょうか?それは、あなたがどこかで夢を諦めてしまったからです。その夢は、きっと何かしらの事情で諦めなければならなかったのです。
中には、現状は違くてもまだ夢を見続けて努力している人もいるでしょう。
けれどその夢の内容によっては、年を取っていくにつれて難しくなったりと、諦めなければならないこともあります。
そんな「諦めなければいけない夢」と、そのタイミングについてまとめてみました。
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「もう無理かも」と感じる、夢を諦める年齢
多くの人は、高校を卒業し大学に4年間通い、23歳になる年齢で就職します。
もし就職活動が難航し、自分の就きたい仕事に就けずに他の仕事を始めなくてはならない。そんな状況にさらされれば、必然的に夢を諦めるでしょう。
仮にまだ諦めないと言い勉強をしていても、25歳を超えた辺りから「夢を追ってる場合じゃない、現実を見なきゃ」と思い始める人が増えてきます。
これは、もうあと5年で30歳になってしまうプレッシャーから来ています。30歳にもなれば周りは結婚し、生活も落ち着いて家庭を持つ人が増えます。
特に日本人は、周りと違うことをしていると不安になってしまうもの。30歳で家庭を持っていなかろうが貯金が無かろうが、大して気にすることでもありません。ですがそれが日本人です。
なので、夢を諦める平均年齢は22歳〜25歳の間と言われています。
年齢別!夢を諦める理由
20歳
20歳といえば、四年生の大学に通っている人だとちょうど大学二年生の歳です。この頃は遊んでいるのが楽しい時期でしょうが、将来に不安を持つ年齢でもあります。
三年生になれば就職活動を意識しなければなりません。自分がやりたいことが何なのか、改めて考え直すでしょう。
自分には何か才能があるのかもしれない。自分の好きなことで将来食べていけるようになるのかもしれない。誰しも心のどこかでそういう期待をしているのです。
ですが若者の気持ちは複雑なもので、憧れるけど苦手な分野であったり、例えば自分より優れている人がいると、自分なんか向いていないかもしれないなどとネガティブなことを言って諦めてしまいがち。
「俳優に憧れるけど、自分より格好良い人なんてたくさんいるし、きっと無理だ」
「弁護士になりたいけど、自分は頭が悪いし勉強するのも苦手」
「歌手になりたいけど、友達の方が歌が上手いし・・・」など。
そうして、夢を叶える努力をすることすら諦めてしまうのです。それが20歳にして夢を諦める理由です。
25歳
夢を追うのは25歳までが良いとされています。その理由とは一般的に人の成長は25歳で止まると言われているからです。
新しい物事を覚えたり、技術を習得していく力はこの年齢を境にどんどんと落ちていってしまいます。
そうなってしまえば、夢を追って努力し続けるのも辛いものがあります。諦めることも肝心ですし、夢を諦めるのは格好悪いことではありません。いつまでも踏ん切りつけられずにくすぶっている方が格好悪いかもしれませんね。
30歳
30歳になると、柔軟性が一気に失われてしまいます。
30歳を越えた人の性格や思考は簡単には変えられません。どうしても頭が固くなってしまい、若者のような広い視野を持つことが出来なくなるのです。
そうなれば、夢を追い続けるのも至難の技。
例えばクリエイティブなことや発想力が大切になってくる夢を追っている人は、30歳を超えたからでは遅いでしょう。頭が固いということは、自分の思考を曲げることもなく、それが常識だと譲らないのです。
クリエイティブな仕事や色々な視点から物事を考えなくてはならない職業だと、それではほぼ上手くいかないでしょう。
30歳になるまでに、広い視野で色々な物を見て、色々な体験をしておくといいでしょう。そうすれば、頭の固い人間にならず自由な思考を持てるはずです。
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諦めるべき夢とその年齢は?
一言で夢と言っても、人それぞれたくさんあると思います。
「宝くじを当てる」「富士山を登る」などという夢であれば、諦める必要はないのです。たとえ80歳を過ぎたとしても、宝くじなら買いに行けばいいし、富士山の登山にもチャレンジできます。
要するに叶うかはともかく、自分次第で夢を叶える努力はいくらだってできるのです。
しかし、中には将来のことを見据えて、現実的に無理だと諦めなければいけない夢があります。そんな夢を幾つかご紹介しましょう。
ミュージシャン
いわゆる「夢を追う人」の代表格、ミュージシャン。
大きなフェスで、大きなステージに上がってるミュージシャンの姿を見て、一度はあそこに立ってみたいと思う人もいるかと思います。
しかし、音楽で売れるのは本当に一握り。
いくら抜群の音楽センスを持っていても、誰よりも歌が上手かったとしても、運とタイミング次第ではレコード会社に拾ってもらえません。それに今ミュージシャンに対しての世間の風当たりは強く、売れないと絶対にちやほやされないのです。
運も実力のうちと言うように、いくら頑張ったところで誰にも見られず拾ってくれる人がいなければ頑張っていないのと一緒になってしまいます。
音楽業界に関しては、あまりずるずる引きずらないように、ダメだと思ったら見切りをつけることも大切です。
今売れているミュージシャンは20代半ばが一番多いのかと思います。なので、諦める理想的な年齢は25歳。それ以降は趣味として割り切ってやるのが賢明です。
芸能人
テレビの向こう側やステージの上ではとても華やかで誰もが一度は憧れる芸能人。女優、俳優、お笑い芸人など様々です。
ですがこれも厳しい業界です。売れるのにも並外れた努力が必要とされますし、何よりある程度年齢がいってしまってからでは売れるに売れません。
最近は20歳頃に朝ドラやヒーロー物で活躍した女優、俳優が前線に出てきて売れる、という流れが多いように感じます。
そう考えると、25歳を過ぎてからレッスンに励み女優、俳優になるのも難しいでしょう。華が咲かず、アルバイトを掛け持ちしながら小さな劇場での舞台出演がずっと続くようでしたら、潔く諦めることも肝心です。
子供の出産
これは前述のものとは少しジャンルの違うものになりますが、女性の体には限界というものがあります。
個人差はありますが、40代前半から50代後半のうちに、閉経してしまうと言われています。そうなればもちろん、子供を産むことが出来なくなります。
35歳からは高齢出産と言われ、母体に負担がかかりやすくなるとされています。ですので子供を出産したいのなら、できれば35歳までに産みましょう。
中には40歳を超えてから妊娠・出産する女性もいますが、母子ともに健康であることが第一です。そのリスクを負いながらの出産に臨むよりも、できればもう少し早いうちに産んでしまいましょう。
最後に
夢は諦めなければきっと叶うと言われています。やり続けるということは本当に大事な事だと思いますし、夢を追う姿はとても素敵です。
ですが、夢ばかり見て現実を見ないでいるのもよくありません。
ちゃんと諦めなくてはならないであろう年齢の事も考えながら、今は夢に向かって頑張りましょう。
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