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夜勤で寿命が縮まるのは嘘?看護師は女でもハゲると噂も…

「夜勤勤務している人はハゲる」「寿命が縮まる」夜勤をしている人なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?夜勤勤務はお昼の時間帯に働くよりも疲労が溜まりやすく、辛いですよね。ストレスでハゲたり寿命が縮まったりするという噂が立つのもなんとなくわかります。

本当に夜勤勤務の人は寿命が縮まったりハゲたりしてしまうのでしょうか?医学的な根拠を元に、理由を解明していきたいと思います。

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夜勤勤務が体に与える悪影響

夜勤勤務を続けていると寿命が10年も短くなると言われています。寿命を縮める主な原因として、生活習慣の乱れが特に影響しています。なので、生活習慣が乱れやすい夜勤労働者の寿命が縮むと言えるのです。特に看護師は平均寿命が60代前半とされていて、年々上がっている日本の平均寿命が80歳代ということを考えると、明らかに短いのです。
では、夜勤は具体的に体にどんな影響を及ぼすのでしょうか?

自律神経が不安定になる

自律神経とは交感神経と副交感神経の2つから成る神経で、交感神経は昼に、副交感神経は夜にはたらいています。この2つがバランス良くはたらいているおかげで、健康状態を保つ事ができるのです。しかし、夜勤によってこのバランスが崩れます。夜になると副交感神経が活発になり、眠りを促してくれるのですが、夜勤で仕事をしなければならないとなると、休息モードのはずの交感神経が活発なままになってしまいます。

このような昼と夜の逆転生活が自律神経の乱れを引き起こします。自律神経が乱れると、眠れなくなったり、食欲がなくなったり、便秘、下痢などの症状も現れます。

発がん性のリスクが上がる

私達の体は、夜間の眠っている間に「メラトニン」という発がんを抑えるホルモンが分泌されたり、女性なら乳がんや卵巣腫瘍などのリスクを上げる「エストロゲン」、男性なら男性ホルモンの「テストステロン」の分泌がコントロールされたりしていますが、蛍光灯等の光によりこれらが抑制されてしまいます。また、ストレスが原因でガンを発症する人もみられるようです。

老化が進む

昼夜逆転の生活により乱れた体内時計は不眠を引き起こし、脳へも影響を与えています。脳は寝ている間にダメージを回復するので、しっかりと質の良い睡眠がとれないと、どんどん老化が進んでしまいます。

脳の老化は年を重ねるにつれ誰でも進んでいくものですが、慢性的な睡眠不足の人は、健康的によく眠る人よりも早く進行します。脳が老化すると、判断力や記憶力の低下、白髪が増えたり顔がたるんできたり、さらには病気にかかりやすいというリスクもあるのです。

胃腸病になるリスクが2倍

胃や腸はとてもストレスに弱い器官です。緊張したり不安になったりするようなことがあると胃が痛くなりますよね。それらが一時的なものならすぐに痛みもやわらぎますが、夜勤などの長期的にストレスが溜まる環境では最悪胃腸炎や急性胃潰瘍などになってしまうこともあります。

痛みが続く場合は早めに内科か消化器官にかかりましょう。メンタルの面でケアが必要な場合は心療内科や精神科へ行くのも一つの手段です。

糖尿病になる

糖尿病とは、血糖値を下げてくれるインスリンがうまく働かなくなり、血糖値が上がってしまう病気です。血糖値が高いままだと、脳卒中や心筋梗塞などの動脈硬化による病気や、目が見えなくなったり足を切断しなければならなくなったりしてしまうのだとか。とても恐ろしい病気ですね。夜勤をしていると、糖尿病の原因となる不規則な生活、睡眠不足、運動不足などを引きおこすので、糖尿病にかかりやすいのです。

頭皮トラブル

白髪や抜け毛はストレスや睡眠不足、ホルモンバランスの乱れなどが大きく影響しています。「ゴールデンタイム」という言葉を聞いたことがあると思いますが、このゴールデンタイムとは、午後10時〜午前2時頃の間と言われていて、この時間にしっかりと眠ることでお肌や頭皮を健康的に保つ事ができます。

しかし、ゴールデンタイムに起きていなければならない夜勤勤務は頭皮のターンオーバーがうまく行われず、抜け毛や白髪が増えてしまうのです。このような頭皮トラブルは実際の年齢よりも老けて見えるので「まだそんな年じゃないのに…!」とショックですよね。

また、血の巡りが悪くなり栄養や水分が十分にいきわたらなくなると、吹き出物ができたり、頭皮がべたついたり、匂いが気になったりしています。

若者の夜勤はリスクがさらに高い

少しくらい体力的にきつくても若いからなんとかなる!と、夜勤勤務ができるうちに働いておこうと考えている人も多いと思いますが、むしろ若い内に夜勤をすることで、上述のような健康被害のリスクが高くなります。若い人ほど無理をしがちで、体調不良も我慢しているのかもしれません。

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少しでも体への負担を減らすために

夜勤が体に悪影響を与えているということはわかりました。でもだからと言ってすぐに仕事をやめるのは難しいですよね。なので少しでも体への負担を減らすために、普段の生活を見直してみましょう。

質の良い睡眠をとる

精神的にも肉体的にも疲れをとり、回復するためには睡眠が欠かせません。室の良い睡眠とは、眠りの深さと長さのバランスが取れていて、副交換神経がはたらいている状態での睡眠のことです。眠りが深いほど脳がしっかり休んでいます。また、眠る時間は7〜8時間が一番良いと言われていて、これより短すぎたり長過ぎたりするとよくありません。

夜勤の人にとって7〜8時間も睡眠をとることは難しいかもしれませんが、そんなときは「90分」を意識して睡眠時間を決めるとスッキリと目覚めることが出来ます。90分とは、眠りの浅くなる「レム睡眠」と眠りの深くなる「ノンレム睡眠」が交互に現れるサイクルのことで、眠りの浅くなるレム睡眠の時は脳が活発に動いているのでスッキリと起きやすいのです。

食事に気をつける

仕事が忙しいとどうしても食事に気を使う時間がなくなりますよね。コンビニのお弁当やインスタント食品で簡単に済ませることも多くなってしまいがちです。栄養バランスの偏った食事は、集中力・記憶力の低下や、立ちくらみ、めまい、頭痛など、体に様々な症状をもたらします。

また、夜遅くに食事をするのは体にとても負担がかかります。21時以降は脂肪の蓄積率が上がるので太りやすくなる他、夜間の脂肪のとりすぎは食後高脂血症という、血液中に脂肪が溜まり動脈硬化を引き起こす病気の原因になります。甘いものや脂っこいものを食べるのは控えましょう。

勤務中にお腹が空いた場合は野菜やタンパク質中心の食べ物を選ぶようにしましょう。冷たいものは内蔵を冷やしてしまうので、体が温まる温野菜やスープなどが良いです。脂肪分の少ない肉や魚、豆腐などのタンパク質もストレスを緩和してくれる「トリプトファン」が含まれているのでおすすめ食材です。

さいごに

長期間の夜勤勤務は寿命が縮むというよりも、病気にかかりやすい状態と言えます。世のため人のために必死で働いていても、自分の体を壊してしまっては何のために働いているのかわからなくなってしまいます。

完全に夜型の生活をするのならまだしも、日勤の日もありますよね。本来ならば昼に活動して夜は休む。という人間の生活サイクルを無理やりずらしているので、続ければ続けるほど疲労は溜まっていきます。体が不規則な生活に慣れるということはまずあり得ません。体内時計は常にリセットされるので、根性や体力だけではどうにもならないのです。

夜勤が辛くて大変なのは当たり前です!体が不調を訴えているときは無理せず休みましょう。どうしても休めなかったり、夜勤の仕事をこれ以上続けられそうにないと思ったりしたら、心身ともにぼろぼろになる前に、早めに解決しましょう。

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