美容

日焼けのかゆみで寝れない時の対処法5選!

いきなりの真夏日、まだそんな季節ではないと油断していたり、また、日焼け止めを塗ったはずなのに気がついたら落ちてしまっていたりして、うっかり日焼けをしてしまうことがありますよね。少し色が黒くなるくらいならまだかわいいですが、肌が真っ赤になってしまったという経験をした人も多いのではないでしょうか。

特に5月、6月はまだまだ暑くないと思っていたらいきなり日差しが強くなったり、また夏にレジャーなどで行き慣れない場所に行ったりすると、ここってこんなに日差しが強いの?と予想外の紫外線にさらされてしまうことも。

真っ赤に火傷した肌はピリピリと痛いですが、その後に来るかゆみもまた厄介なもの。掻いてはいけないと頭ではみんなわかっていても、そんなことを言ってもかゆい!と叫びたくなるほど辛いですよね。

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なぜかゆい?いつまで続く?

日焼けというのは、れっきとした火傷で、じっくりと表皮を焼き付けているようなイメージです。皮膚がダメージを受けて、酷い場合は広範囲に水疱ができたりします。こうなってしまったら感染症などの恐れもありますから、すぐに皮膚科を受診するのが賢明です。

軽度の日焼けですとチリチリとした痛みが数日続き、その後かゆくなり、皮膚がペリペリとむけてきます。これは死んだ皮膚がかさぶたになって取れてきている状態です。かさぶたというのもかゆいものですよね。

日焼けの程度にもよりますが、だいたい真っ赤になって痛みが落ち着き、かゆみが出始めてから2~3日くらいで落ち着くと言われています。しかし酷い日焼けになると、落ち着くまでに一週間以上かかることも。痛みが続いた分だけ、かゆみも長引くようです。

耐えられない痒みの対処法

かゆみというのはとにかく我慢がききにくいものですが、特に寝ようとすると余計にかゆみを感じやすくなります。日焼けに限らず、虫刺されなどでも経験のある方も多いと思いますが、一度気になるとなかなか意識を逸らすのは容易ではありません。

日中は仕事やなにやと動いているので気が紛れるのですが、すべて終わってあとは寝るだけ、となると途端にかゆみが気になりだします。こうなるととても辛いですね。

応急処置的ではありますが、そんなかゆみで眠れない時にどうしたらいいのかをみてみましょう。

①まずは鉄則、冷やす!

日焼けで赤くなったらもちろんすぐに冷やすのが大原則。濡らしたタオルや、保冷剤をタオルで包んだものなので熱を取ることが大切です。

そして赤みと痛みが引いて、かゆみが出てしまった時も、冷やすというのは有効です。毛細血管を収縮させることで、神経への刺激が減り、結果かゆみが落ち着きます。

ただしあまり急激に冷やすと、逆にそれが刺激になり悪化することも。ミストタイプのクーリングウォーターなどを上手に使って、優しく熱を取りましょう。部屋を冷やすのも有効ですが、冷房を入れすぎて体調を壊さないように気をつけましょう。

②忘れがちな乾燥対策

かゆみの原因の一つに、皮膚が乾燥していることが挙げられます。傷んだ皮膚の細胞がはがれたあとは、薄い皮膚が出てきている状態です。この皮膚は乾燥しやすく、冬場のカサカサのかゆみと同じ、乾燥性のかゆみが生じます。

保湿化粧水や乳液、クリームなどを優しく塗って、しっかりと肌の潤いを保ちましょう。酷い日焼け後のかゆみには、ごしごしと強く塗り込まないことが重要です。また、水ぶくれなどが残っている場合は雑菌などが入る恐れもあるので気をつけましょう。

③薬も使える!でも使い方には注意!

市販薬でも日焼けのかゆみを落ち着かせるものがいくつかあります。まずネットなどでよく効果があると上がっているのがオロナインです。

オロナインは軽度の火傷、と効能にもしっかり書いてあり、痛みや炎症を抑える効果があります。オロナイン公式サイトによると、「赤くなるだけで水膨れの無い状態」である1度のやけどに使用するように書かれています。まさに軽い日焼けというわけですね。

また、軟膏状態であことも適していて、保湿効果でより早くかゆみを止められそうだという点が挙げられます。ただし重度の日焼けには逆効果になりかねないので、様子を見て使用しましょう。

ムヒもスーッとしていてかゆみ止めに効果があるという声があります。オロナインと同じく軽度の日焼けには効果があるようですが、このスーッとするメントールの効果が逆に刺激になり悪化するといったケースもあるようです。

どちらにしても薬ですので、できるなら薬剤師のいるドラッグストアで相談するか、まずは小さい範囲で軽く試してみるなどしてから自己責任で使用しましょう。

④まさかの効果!ラップの使用法

日焼けに限ったことではありませんが、神経というものは外部から刺激を受けると痛みやかゆみを感じます。日焼けで皮膚が剥がれて薄くなり、神経が敏感になっている状態では、空気に触れることがすでに刺激になっています。

この空気から神経を守る効果があるのがラップです。擦り傷などにも効果があるのですが、湿潤療法(ウェット療法)と呼ばれるものです。

やり方は簡単で、ワセリンやクリームなどで皮膚を保護し、その上からラップを密着させます。傷や小さい火傷ならそれを医療テープなどで留めるのですが、日焼けは広範囲であることが多いですよね。

背中などは大変だと思いますが、腕や肩など、ラップ密着させて上から冷たいタオルを乗せたりすると、かなりかゆみが改善されるようです。日中は動くのでラップを貼りつけたままというのは難しいと思いますが、寝るときなら広範囲でもなんとかなりそうですね。

⑤食事や飲み物、着るものにも要注意

もう寝る前となると遅い時もありますが、毛細血管を拡張する効果があるコーヒーやアルコールは飲まないほうが賢明です。香辛料などの刺激物も控えたほうがいいでしょう。血行が良くなるとかゆみが強くなる傾向があります。

また、肌への直接の刺激もかゆみを誘発する原因になります。ごわごわした生地や、下着やパジャマのゴムの締め付けなど、普段なら気にならないものが刺激となります。

特に旅行中などで日焼けした後、お酒を飲んだりということは多いですよね。さらに肌触りがいいとは言いにくい浴衣などを着て寝たり、ベッドのシーツがノリがききすぎていてごわごわしていたりすると、夜中かゆくなり眠れないということに繋がるので要注意です。

旅先で日焼けをしたけれどパジャマを持ってきていないという場合は、いっそのことTシャツで寝たほうが肌にはいいかもしれません。

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日焼けじゃない?長引く痒みには注意!

冷やしたりするとかゆみはおさまるけれど、何日にもかゆみが続く、また症状が軽くなっていかない場合は、日焼けが原因でないかもしれません。そんなときは紫外線アレルギー、日光アレルギーの可能性もあります。

今まで平気だった人が突然アレルギー反応を起こす場合もあり、日焼けのような赤み、かゆみが現れます。さらにかぶれ、発疹、じんましんや水ぶくれなどが出ることもあります。

他にも吐き気、頭痛、発熱などの症状が出ることもありますので、日焼けにしてはちょっとおかしいなと思ったり、いっこうに症状が良くなっていかない時は、早めに病院へ行って診てもらいましょう。

それでも我慢できない時は

かゆみで眠れない時の対処法をご紹介しましたが、それでも叫びたくなるほどかゆいということもあると思います。そんな時は、我慢せずにすぐに皮膚科を受診しましょう。

たかが日焼け、赤みもおさまってただかゆいだけだし・・・と思わずに、きちんとお医者さんに診てもらうことが大切です。

病院では塗り薬や飲み薬を処方してくれることが多く、自宅療法よりも効果が早いです。ただでさえ暑さと日焼けで体力が落ちているのに、何日もかゆみで眠れないなんてことになると、今度はそれが原因で体調を崩すことにもなりかねませんよね。

お肌のためにも無理をせず、正しい対処でしっかりと治しましょう。

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