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2017年に未婚率が増加!女性の本音は結婚したいorしたくない?

未婚率が年々増加していることは、多くの方が知っている事実だと思います。晩婚化の問題と合わせてよくテレビなどで耳にする内容ですが、確かに周りを見渡すと、結婚した友達の方が圧倒的に少ない!と感じる人も多いのでは。

ですが、結婚なんてまだまだ、と思っているうちに周りが結婚し始めて、焦り始めた時には30代も半ばなんて話や、みんな結婚しないって言ってたのに、いつの間にか自分だけが・・・と言った声もネットやテレビでちらちら耳にしますよね。

おひとりさまという言葉も、婚活という言葉もせわしなく飛び交っている現代。そんなイマドキの女性の「結婚したい」「結婚したくない」の本音を、未婚率やその他の結婚に関するデータと合わせて見ていきましょう。

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いつ結婚してる?年代別未婚率と”生涯未婚率”

5年に一度実施される国勢調査で、2015年調査の生涯未婚率が話題になっています。気になる数値は女性が約14%、男性は約23%となっています。2010年は女性10%、男性20%。2005年は女性7%、男性15%ということを考えると、年々急上昇ということがわかると思います。

ちなみにこの生涯未婚率、50歳時未婚率の平均を算出したもので、50歳で未婚の人はその後結婚することがほぼないということから、指標として使われています。つまり、本当に一生未婚だった人の割合というわけではないということです。

また、死別、離別などでその後独身となった人も含まれないので、単純に「50歳までに1度も結婚した経験のない人」という人の割合になります。そうなると、「結婚生活を送っている人」はもっと少なくなります。

次は、実際に参考にしやすい20代や30代の結婚について、データを見ながら考えてみましょう。

30代で結婚しないと、その後結婚する確率が5%以下!?

結婚が多いと思われる20代、30代の未婚率ですが、20~24歳では男女ともに90%を超えています。そして大学卒業が絡んでくる25~29歳ですが、ここも女性が61%、男性は72%が未婚となっています。10年前のデータと比べると、男性が67%と実はやや横ばいであることに比べ、女性は48%であったことから、確実に未婚率が伸びていることがわかります。

未婚率61%と文字で見ると高いように感じますが、29歳までに4割の女性が結婚しているということ。そう考えると「友達の中で結婚した子もいるけど、まだ独身の友達の方が多い」といった体感と同じように感じる人もいるのではないでしょうか。

そして30~34歳での女性の未婚率は34%で、30ポイントほど一気に下がります。ちなみに男性は47%。全体的に言えることですが、出産を意識する傾向が、男性に比べて女性の婚姻率に影響が大きいのではないかと言われています。

そして35~39歳で23%(女性)。40~45歳は19%と、じわじわ横ばいになっていきます。39歳までに結婚しなかった人が45歳までに結婚する確率は単純計算で4%となるわけですね。

5歳区切りでのデータなのでどうしても偏りが出ますが、前後と比べると「だいたい30代前後で7割近くが結婚する」といったところでしょうか。アラサーになったら周りが一気に結婚しだした、と聞くのは、データから見てもその通りのようです。

「皆が結婚する社会こそ異常」という意見も

ちょくちょくニュースなどに取り上げられる「結婚離れ」「晩婚化」ですが、これに一石を投じる意見も。結婚は必ずしなければならないのか?全員が結婚している社会の方が異常ではないのか?というものです。

高い高いと耳にする未婚率ですが、生涯未婚率でいうと、男女ともに5%を切っているのは1985年頃まで。そこからは急上昇を続け今に至りますが、データの残る1950年から35年ほどは横ばいだったことがわかります。

戦後であったり、その後の高度経済成長期であったりと、結婚して家庭を持ちたいと思える環境であったことが大きな要因として挙げられています。

また、1950年頃はお見合い結婚が半数近くであったのに比べ、85年では8割が恋愛結婚に。2010年に入るとお見合いや結婚相談所を経ての結婚は5%ほどになるなど、出会いの仕方や社会の在り方も大きく変わってきました。

昔は親に言われるまま結婚した、なんてこともあったようですが、今はそんなことは少ないケース。見ようによっては、「したくない結婚はしなくてもいい社会になってきた」とも取れるのかもしれません。

ちなみにここの成婚率は非常に高いみたいなので、チェックしてみてください。
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どんなときに?「結婚したいな」と思う瞬間

データから見ても急上昇と言って間違いなさそうな生涯独身率。では実際にみなさん何歳くらいで結婚しているのでしょうか?生涯未婚率から計算してみると、25~34歳の間が最も多い、となりますが、2015年での初婚の平均は29歳というデータがあります。

特に2000年頃から27、28と上がっていき、2010年頃からは上昇が落ち着いてきています。学校を出て仕事を始め、色々なことが落ち着いたタイミングという感じですが、そんな落ち着いている生活のどんな時に「結婚したいな」と思うのでしょうか?そして、どんなときに「結婚したくない!」と感じるのでしょうか?

結婚したくないと思うとき

結婚したくない!という意見で圧倒的に多いのが「今はまだ」結婚したくない、というもの。新しい仕事を始めたばかりであったり、楽しい趣味や活動に溢れているときに、じゃあ結婚も!とはなかなかなりませんよね。

結婚すると、時間もお金も自由気ままにとはいきません。やはりなんでも自分の好きにできるというのが独身の最大のメリット。今の生活に満足していればしているほど、今すぐ結婚したい!という気にはならないもの。

また、結婚した友達が苦労していたりしているのを見たり、辛い結婚生活に区切りをつけて、離婚して生き生きとした人を見ると「結婚はちょっと・・・」「1人がいいかな」と感じる人も多いようです。

結婚したい!と思うとき

逆に「結婚したい!」と思うタイミングはいつなのでしょうか?いつかはしたいけど今はまだ・・・の「いつか」を考えた瞬間を調べてみました。

まずは「知り合いの結婚式に出た」、「友人の結婚が決まった、プロポーズされたという話を聞いた」という時。特に結婚式に出ると、ウェディングドレスを着て幸せそうに笑う花嫁さんへの憧れは高まりますよね。それを見て、次は私も・・・と思う人はとても多いようです。結婚式が次々に続く!というのも、この効果があるのかもしれません。

次に「子どものいる家族連れを見た時」、「友人、知人に赤ちゃんが生まれた時」も多い意見です。小さくて天使のような赤ちゃんを目の当たりにする機会というのは、普段の生活ではなかなかないもの。友人に子どもが生まれてお祝いに行き、抱っこした時に「私もほしいなぁ」と感じ、それが結婚願望へつながる人が多いようです。

そして意外と多い、「30歳という節目を意識した時」。平均の初婚年齢にも反映されていますが、やはり20代が終わるというのは人生の中で大きなタイミング。子どもがほしいということを考えると・・・、親も気が付けば高齢に・・・といろいろなことが重なってきます。やりたいことを一通りやったという人も多いようです。

未婚率だけではわからない、本当の「生き方」

未婚率は年々上がり、世の中は晩婚化・・・と常に言われていますが、先にも書いたように、この未婚率は単純に「50歳までに一度でも結婚したかどうか」という数値です。同棲などの事実婚は含まれていません。

結婚という選択をしないカップルも多いでしょうし、熟年婚と言われる、50歳60歳で結婚し、幸せな人生を過ごす人もいます。

晩婚、未婚にはどうしても少子化の問題が絡んで報じられることが多いのですが、結婚=子どもだけということでもありません。未婚率が上がっているからといって、寂しい人生を送っている人が増えているということでもありませんよね。

数値だけを見て悲観的にならず、実際どう生きるのが幸せかということを考えるのが重要になりそうです。

ライフスタイルの多様化と未婚率の関係

結婚とは法律上のいろいろなことが絡んできます。財産やいろいろな手続きが煩わしいからと、結婚せずに同棲が長いというカップルも増えてきました。また逆に、昔に比べて離婚に対するハードルも下がり、結婚したけれどひとりで生きる道を選ぶ、あるいはシングルマザーといった生き方を選択する人も多くいます。

そういうことを考えると、未婚率をただ数字のまま受け取るというのはややナンセンスなのかもしれません。

政府の調査では、20代の9割以上が「結婚したい」と回答しているとしていますが、これは「そのうち結婚したい」と「結婚したい」の合計。20代で、もう一生結婚したくない?と聞かれてイエスと答える人は少ないですよね。結婚したいと答えた人の中で、半数ほどの人は「今すぐには結婚したくない」と答えているようです。

今までのデータをまとめると、20代に入って、すぐには結婚しようとは思わず、仕事や趣味に時間を使い、後半になって結婚を考え始めて、30歳前後で結婚する――これが平均ということになりそうです。

やっぱり、趣味を共有できる相手が一番幸せかもしれませんね。
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今後も未婚率は上がっていく?

横ばいになってきた数値が多いとはいえ、今後未婚率が劇的に改善されるという可能性は低そうです。ですがそれは、自分の時間を楽しみ、生きたいように生きることができる世の中になったことの結果ともいえそうです。

また、結婚したくてもできない!という、出会いや経済的な問題が解消されてくれば未婚率は改善されていくのではないかということで、国や自治体でも婚活に向けて様々な施策が行われています。

したいと思っても、なかなかすぐできるものでもないのが結婚です。いつ結婚するのか、どうやって生きていくのか、そんなことも深く理解し合えるパートナーに巡り合えたら幸せですね。

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1件のコメント

  • 昆布茶

    子供が欲しいなら、やはりかくりつが高い20台のうちに出産すべきでしょうね。

    ただでさえ国の財政が逼迫してきているのに、先天的な障害等ではないタイプの不妊治療のために税金が大量に投入されるのは納得いきません。
    単なる高齢化が原因の不妊治療は全額自己負担にしてほしいですね。

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