コーヒーを飲み過ぎと太る?痩せる?正しく知って賢く痩せる!
コーヒーって、とっても良い香りですよね。飲み方も色々あって、楽しみ方は無限大。
コーヒーが日常生活に欠かせないという方も多いはず。
なかには1日に何杯も飲んでいるという方もいるかもしれません。
1日1回はコーヒーを飲まないと落ち着かない!というコーヒー中毒のような方もいますよね。
そんな私たちの生活になじみ深いコーヒーですが、コーヒーが私たちの身体に与える影響について考えたことはありますか?
コーヒーと体型には、なにか相関関係があるのでしょうか?
今回はコーヒーについて、詳しく見ていきましょう。
スポンサーリンク
コーヒーを飲むと太る?
コーヒーには、実にさまざまな飲み方がありますよね。
ブラックコーヒー、カフェラテ、カフェオレ、カフェモカ、エスプレッソ、カプチーノなどなど。
さらには豆の種類や煎り方、粉の細かさによっても風味が変わり、こだわろうと思えばとことん楽しめる嗜好品です。
しかし、なかにはコーヒーの飲みすぎで太ってしまう方もいるんですよ。
「でも太るのは砂糖やミルクを入れるからでしょ?私はブラックしか飲まないから大丈夫!」と思っている方。
実は、ブラックコーヒーでも飲みすぎると太ってしまう可能性があるのです。
コーヒーが太る原因
なぜコーヒーは太ってしまうのでしょうか?
コーヒーのカロリーはというと、ブラックコーヒー150mlで4kcal程度。
とっても低カロリーでとても太りそうにはありません。
やはり、コーヒーを飲んで太ってしまう一番の原因は、そのトッピングにあると言えます。
ブラックコーヒーにシュガー1杯を入れればカロリーは20kcalまでアップ。
さらにミルクを入れると、カロリーは32lcalまでアップしてしまいます。
最近の大手チェーンのカフェではどこの店でもカロリー表示がされていますよね。
その中でも、やはり生クリームやキャラメルソースなどトッピングがほどこされているほどカロリーは高く、なかにはごはん1杯分のようなカロリーのドリンクまで存在します。
疲れているときには甘いコーヒーを飲みたくなるものですが、ダイエットを考えている方なら1日のうち何回もトッピング入りのコーヒーを飲むのは止めた方が良いでしょう。
また、コーヒーはブラックだけれど、コーヒーと一緒に甘いスイーツを食べるのが好きという方も原理は同じことなので、カロリーには気を付けた方が良さそうです。
では、ブラックコーヒーしか飲まない方は太らないのかというと、実はそうではないのです。
ブラックだから太らないと過信して、1日何杯も飲む方は実は要注意です。
コーヒーを飲み過ぎてしまうと、コーヒーに含まれているカフェインの過剰摂取によって「カフェイン太り」を引き起こしてしまう可能性があるのです。
コーヒーにカフェインが多く入っているというのは、よく知られていることですよね。なかには眠気覚ましに、カフェイン目的でコーヒーを飲む方もいるかもしれません。
なぜカフェインで太ってしまうのかというと、実はカフェインにはコルチゾールというストレスホルモンを増加させる効果があるからなのです。
コルチゾールが体内で増加すると、身体はエネルギーを蓄えようとはたらき糖分を欲するようになります。
その結果、私たちは甘いものなどを食べて過ぎてしまい、内臓脂肪として蓄積されていきます。
これが、カフェインで太ってしまう原因となるのです。
また、カフェインには利尿効果があるので、コーヒーを飲むとトイレが近くなると実感している方もいるかもしれません。
水分を排出してくれると思うとむくみに良さそうな気がするのですが、実は飲みすぎると逆効果。
尿と一緒に水分排出を促すカリウムが排出されてしまいますので、身体の中にはナトリウムが残ってしまいます。
現代人は塩分過多の食事が多いと言われており、コーヒーを飲みすぎることで容易にナトリウムの過剰状態となってしまいます。
その結果、かえってむくみを引き起こしやすくなり、むくみによる水太りにつながってしまうのです。
コーヒーの1日摂取量
”飲みすぎ”と一口に言っても、実際にはどの程度の量が許容範囲内なのでしょうか?
これは体重や体質などその人によって異なるので厳密には言えないのですが、一般的にカフェインの1日摂取量は400mgまでが良いと言われているようです。
カフェイン400mgは、コーヒーで換算すると約3杯分です。
カフェインを含む食品はコーヒーだけではありません。
チョコレートやカレー、ミントガム、お茶やお茶を使った商品にはカフェインが含まれています。
これらも考慮しながら、コーヒーは1日3杯程度に留めるのが良さそうです。
スポンサーリンク
コーヒーはダイエットに効果があるの?
コーヒーは飲みすぎると太るという一方で、適切に摂取することができればダイエットにも効果的であると考えられています。
ただし、コーヒーを飲むことで痩せるのではなく、あくまでダイエットをサポートしてくれる役割があるだけですので、そこに注意しましょう。
コーヒーのもたらすダイエット効果
コーヒーの成分でダイエットに効果的なのは、カフェインとクロロゲン酸という成分です。
カフェインは適切な量の摂取を守れば、利尿作用、腸の蠕動運動の亢進、血行促進効果などが認められ身体の老廃物や余分な水分の排出を促してくれる効果が期待できます。
腸の蠕動運動亢進とは腸がよくはたらくという意味で、便秘気味の方ではお通じが改善される可能性があります。
一方のクロロゲン酸には、脂肪の分解を促進する効果があります。そのため、脂肪が燃焼しやすくなり、ダイエットに効果的と言えるようです。
コーヒーのメリット
コーヒーにはそのほかにも嬉しい効果がたくさんあります。一挙に見ていきましょう。
・コレステロール値の低下、動脈硬化の予防
コーヒーに含まれるポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が心臓病に効果的であるとされています。
・がん予防
クロロゲン酸はがん予防にも効果的なのではないかとされています。研究段階のようです。
・脂肪分解を促進
上記でもお話しした通り、クロロゲン酸の作用です。
・頭痛
とくに二日酔いの原因であるアセトアルデヒドに対し、カフェインが効果を発揮してくれるようです。
ただし、逆にカフェインが悪化させるタイプの頭痛もあるので要注意です。
・美肌効果
1日2杯のコーヒーを飲む人は、飲まない人に比べてシミが少ないという研究結果があるようです。
コーヒーにはビタミンB群が含まれているため、これらが美肌に効果的なのではないかと言われているそうです。
・肝機能を保つ
コーヒーを1日1杯飲む人は、飲まない人に比べて肝硬変になる確率が20%少ないそうです。
コーヒーの楽しみ方
上記でも触れていますが、コーヒーの楽しみ方は無限大です。
では、ダイエットにより効果的なコーヒーの楽しみ方はあるのでしょうか?
コーヒーを効果的に摂取するなら、飲むタイミングも大切です。
コーヒーの脂肪燃焼効果を狙うなら、食後に飲むのがおすすめです。食前よりも効果的に脂肪を燃焼してくれます。
また、運動をする30分前にコーヒーを飲むと、運動による脂肪燃焼効果を高めることができます。
コーヒーの種類によっても、ダイエットに対する効果が変わってくるようです。
インスタントコーヒーよりドリップコーヒーの方がカフェインとクロロゲン酸は多く含まれています。
また、クロロゲン酸は熱に弱いため、深煎りよりも浅煎り、温度は70~80度でドリップすると良いようです。
どうしても1日3杯以上のコーヒーを飲みたい!という方は、デカフェやカフェインレスのコーヒーを飲みましょう。
大手チェーン店でも、全てのコーヒーをデカフェにしてくれるサービスをしているところがありますので、上手に活用しましょう。
さいごに
身近でも意外と知らないコーヒーとダイエットの関係について詳しくお伝えしてきました。
私たちの生活に欠かせないコーヒー。そんなコーヒーの特性を知って、うまく生活に取り入れていきましょう。
スポンサーリンク