福井県にある、福井県立恐竜博物館。

カナダのロイヤル・ティレル古生物学博物館、中国の自貢恐竜博物館と並び、世界三大恐竜博物館と称され、日本の恐竜博物館の代表格でもあります。

 

「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」の3つのゾーンから構成されており、4,500㎡という広大な展示室には44体もの恐竜骨格、千数百もの標本の数々、大型復元ジオラマや映像などがあります。

まさに子どもだけでなく、大人も楽しめる博物館です！

 

2022年12月から休館しており、2023年夏にリニューアルオープンします。

 

今日は、

福井県立恐竜博物館 がついにリニューアルオープン！何が新しくなるのか？をまとめました！

 

 

基本情報

 

名前	福井県立恐竜博物館
住所	〒911-8601 福井県勝山市村岡町寺尾51-11 かつやま恐竜の森内
電話番号	0779-88-0001
営業時間	9～17時(入館は16時30分まで)
定休日	第2、第4水曜日
駐車場	あり（1500台）
公式HP	http://www.dinosaur.pref.fukui.jp/

 

 

博物館に程近い勝山市北谷町の手取層群北谷層からは、恐竜のほか、ワニ、カメ、魚類、淡水生貝類、陸生植物などの化石が産出しています。

この化石発掘現場は、2014年7月から野外恐竜博物館の一部として見学することができます。

 

また、恐竜博物館から徒歩3分の所にあるどきどき恐竜発掘ランドでは、実際の恐竜化石発掘現場から石を持ってきており、本物の約1億2千万年前の化石発掘体験をすることもできます！

今までに、「日本初の皮膚痕化石」「世界で2番目日本初の恐竜時代の哺乳類骨格化石」が体験者によって発見されているんです。

 

まさに体験型博物館ですね！

 

 

何が新しくなるの？

 

増改築の全体事業費は93億9千万円！！！

現在発表されている改修は下記の通りです。

 

 

 

①料金

大人	730円→1,000円
高校・大学生	420円→800円
小・中学生	260円→500円

 

リニューアルオープンによって内容や規模がパワーアップするそうなので、値上げも仕方ないですね。

 

 

②展示内容

１、大型３面映像の登場

 

リニューアルに合わせてオープンする恐竜博物館の「新館」には、実物大の恐竜が動き回る世界を、高さ９メートル、幅１６メートルの大型スクリーン３面に映し出す展示が設けられます。

大迫力ですね。

 

２、恐竜の塔

 

小型のタマゴ型ホールには福井で発見された恐竜モニュメントを配置するそうです。

また、冬は実施していなかった化石発掘などが一年中できる恐竜研究体験教室が設けられます。

一年中楽しむことができます！

 

３、常設展示の大規模更新

 

世界的に珍しい全身骨格を追加展示して展示内容をスケールアップ。

世界的にも珍しい全身の皮膚痕がほぼ残った草食恐竜「ブラキロフォサウルス」のミイラ化石実物など、常設展で陳列する化石も増やしたということです。その数も従来の44体から50体に。

何が増えるのか楽しみです。

 

 

行くには？

 

公式ページからの予約が必要です。

混雑を避けるため、入場するには事前の予約が必要で、年度内の分は６月１日からインターネットで受け付けが始まっています。

常設展観覧券はまだやや余裕がありますが、化石研究体験と常設展のセットチケットは少しずつ売り切れ日が出ていますのでお早めにチェックを！

 

 

 

まとめ

約７ヶ月の休館を経てのリニューアルオープン。

元々恐竜博物館としてかなりの評判でしたが、今回のバージョンアップでさらに人気が出ること間違いなしですね！同博物館の過去最多の年間入館者数は2018年度の約93万8千人で、リニューアル後はその約1・5倍を目指すそうですが達成は必ずできるかと思います。

また、2025年4月には福井県立大学に恐竜学部が誕生するそうです！ 福井の恐竜王国のパワーアップもますます楽しみですね。

オープン後実際にいった際にはレポートをまとめますのでそちらもお待ちください！