むくみマッサージを自分で簡単にできる方法!
「朝起きたら顔がむくんでる!」
「夕方になると足がむくんでヒールが履けない…」
などなど、女性の美の大敵の1つ「むくみ」に悩まされている方は多いのでは
ないでしょうか。
指の腹で数秒ギュッと押してみて戻らなかったり、服を着た跡が消えなかったり
する場合、むくんでいる可能性が高いです。
また、見た目だけでなく、体のだるさが消えないといった症状が現れることも
あります。
今回はそんな「むくみ」の対策法をご紹介していきたいと思います。
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むくみの原因
そもそも「むくみ」とは、なぜ起こってしまうのでしょうか。
原因は様々であり、稀に重大な病気が潜んでいるということもありえますが、
一般的には生活習慣によるものが多いです。
ここでは一般的な生活習慣によるものをいくつか挙げてみます。
塩分の摂り過ぎ
私たちの体は約60%が水分でできています。(成人の場合)この体内の水は、細胞内液と細胞外液に分けられており、組織によってバランスが保たれています。
しかし何らかの原因によってこのバランスが崩れてしまうと、細胞外液が増えてしまい、むくみとなって現れてしまうことになります。
その原因の1つに塩分の摂り過ぎがあげられます。細胞内液と細胞外液はナトリウム(塩分)濃度もバランスが保たれています。
しかし塩分を摂り過ぎると、細胞外液のナトリウム(塩分)濃度が上がってしまいます。それを下げるために細胞内液が細胞外液にたくさん溢れ出てしまいます。
例えば、きゅうりを塩もみすると、きゅうりの水分が外に出てきて、きゅうりがしんなりしますよね。これと同じことが私たちの体内でも起こっているというわけです。
こちらは塩分を控えるだけで改善できるので、塩分摂取量一日10g以下を目安に
意識してみると効果的です。
水分補給のやり方が間違っている
皆さん、水分補給はどれくらいできていますか?一般的に、一日1.5~2.0ℓほど水分補給するといいと言われています。
しかし、この量は「水」で摂取した場合の量であり、コーヒーやお茶、アルコールなどの飲み物ではあまり効果が無いどころか逆に利尿作用の影響で脱水症状になっていることもあります。
利尿作用のある飲み物で水分が排出されてしまうと、残った水分を溜め込もうとするため老廃物が溜まったままになってだるくなったり、血液循環が悪くなって余計にむくんでしまうということもあります。
むくんでしまうからといって水分補給をしなかったり、ダイエットなどで食事から摂取できる水分量が減ってしまう場合にも体内の水分を溜め込もうとしてしまうため、同じことが言えます。
体の中にためこめる水分量はある程度決まっているので、多少水分を摂りすぎたとしても尿で排出されるようになっています。
このことから、「水」の状態である程度水分補給することは美容や健康だけでなく
むくみにも効果的といえます。
ちなみに、一度にたくさん摂取したり冷えすぎた状態でとったりすると体に負担がかかってしまって逆にむくんでしまう原因にもなるため、常温でちびちび飲むのが望ましいです。
長時間の立ち仕事や座り仕事
私たちの心臓は血液を送り出すポンプの役割をしており、そのポンプからは体じゅうに栄養分や水分を運んでくれる「動脈」という大きな血管がつながっています。
そして逆に、体じゅうで不要になった水分や老廃物を戻す役割を担っている「静脈」という血管や、リンパ管もあります。
その静脈やリンパ管がうまく流れずに、滞ってしまっているとむくみとして現れてしまいます。
女性に多い足のむくみは、立ち仕事や座り仕事など、長時間同じ姿勢で過ごしていると起こりやすいですよね。
長時間同じ姿勢でいると、体内の水分が重力によってどんどん下がってきて
しまいます。
そして水分や老廃物を戻してくれる血管やリンパ管に負荷がかかりすぎてうまく
戻ってくれず、停滞してしまうことによってむくみが起こってしまいます。
運動不足
体の中には、先ほど紹介した「動脈」「静脈」といった大きな血管と、さらに体の
末端まで張り巡らされている「毛細血管」という小さな血管があります。
そして私たちの筋肉は、収縮することによって心臓と同じように血液を巡らせるポンプのような役割も担っており、体の末端まで伸びた細い毛細血管まで血液を巡らせるには、筋肉が不可欠なのです。
しかし女性や高齢者などのように、筋肉量が少なかったり筋肉を動かしていないと、末端まで血液が巡らずに血行不良や末端冷え性などが起こってしまい、さらにむくみの原因にもなってしまうわけです。
このことからも、適度な運動や筋トレは必要なのです。
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むくみの対処法
いくつか代表的な原因を挙げてみましたが、心当たりのある項目はありましたでしょうか?
根本的には生活習慣を改善することが必要不可欠なのですが、すでにむくんでしまった!という場合にはマッサージなどで対処し、むくんだままの状態にしないことが大切です。
マッサージをする前のポイント
マッサージはいつ行っても構いませんが、老廃物を溜め込んだまま寝てしまうと翌朝のむくみになって現れてしまいやすいので、寝る前には行うとよいでしょう。
マッサージをする際は摩擦で肌を傷つけないためにボディクリームやオイルなどを塗って行いましょう。
自分の好きな香りのボディクリームやオイルを使うとリラックス効果も期待されるためおすすめです♪
顔のマッサージの場合は今使われている保湿液を使ったり、入浴時にクレンジングオイルをつけて行うことも可能です。
さらにマッサージを行う前には血行を良くするために常温の水を一杯飲んで行うのもおすすめです。
簡単にできるむくみマッサージの方法
~顔~
1、クレンジングオイル(入浴時)、または保湿液やオイル等を顔に塗布します。
2、まずはフェイスラインから始めます。両手の親指の腹と人差し指の第二関節であごの先を挟み、そのままフェイスラインに沿って老廃物を流すようにやさしく動かします。
3、 こめかみまできたらグッと押して、そのまま首筋から肩にかけて流すようにマッサージします。これを数回繰り返しましょう。
~足~
1、足全体にボディクリームを塗り、両手の指を足首に当て、太ももの付け根までゆっくり流すようにマッサージします。
2、太ももの付け根まできたらそけい部(太ももの付け根)をグッと押して、また足首に戻して数回行います。あまり力を加えすぎなくて大丈夫です。
まとめ
いかがでしたか?このマッサージなら、自分で簡単にできそうですよね!
むくみが現れるということは美容面だけでなく健康的にも良くないので、原因を探って、きちんと対処していくことは大切です。
今回は一般的に起こる一過性のむくみの対処法について紹介しましたが、体のだるさが何日も残るとか、むくみの度合いがひどい状態が何日も続くといった症状がある場合は病気の可能性もあります。
腎臓などの病気という可能性もありますので一度病院で診察してみたほうがいいこともあるかもしれません。
一般的なむくみに関しても、様々な原因がありますので、生活習慣を見直してみることが大切です!
女性はホルモンバランスの影響だったり、ストレスによってもむくみが発生することがあるので、ストレスを溜めないということも1つの対策になります。
そしていくつかご紹介したむくみの原因に対する生活習慣の改善と同時にマッサージも行うとより効果的にむくみをスッキリさせることができるので、是非試してみてください♡
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