指毛処理で毛穴が気になる!簡単な対策は?
男性が当たり前に思っている女性の姿でも、それは日々の並々ならぬ努力によって保たれています。
なかでも男性にとって、女性の全身のお肌がつるつるなのは当たり前と思いがちの様です。
しかし、それが当たり前なわけではないと、女性のみなさんなら知っていますよね。
とくに指に生えている毛まで丁寧に処理しているというのは、知らない男性も多いかもしれません。
なかには指毛の処理が甘い女性を見て、びっくりしたとか、幻滅してしまったという男性の声もちらほら。
地味だけれどあるとないのじゃ見た目にも差がでる指毛ですが、そんな指毛にも男性には分からないであろう悩みが…。
それは指毛を処理したあとの毛穴です。
指は足も含めると全部で20本。すねや腕のように大きな面ではありませんから、けっこう地道な作業です。
しかし、1本1本せっかく綺麗に除毛したというのに、なぜか毛穴がぽつぽつと目立つ、毛穴が黒いなどのトラブルがあるとげんなりしてしまいますよね。
そこで今回は指毛処理での毛穴を目立たなくする、簡単な方法についてお伝えします。
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どうして指の毛穴が目立つの?
細かい部分ですが、常に露出していて意外と人から目につく指毛。それを処理したら、毛はなくなったものの今度は毛穴が目立つ…。
では、なぜ毛穴が目立ってしまうのかというと、その処理方法やアフターケアに問題があるようです。
切れないカミソリでシェービングしている
指毛の処理でよく使用されているのがカミソリです。手軽でメジャーな方法ですが、実はカミソリの寿命は意外と短いものです。
なかには、2~3回の使用で切れ味が落ちてしまうようなカミソリもあります。
指毛は脇やすねと違って産毛のように柔らかい毛質なので、切れ味の鋭いカミソリでないと刃がうまく毛を捉えることができません。
また、ほかの場所と違ってカーブが強いため、カミソリとの接地面が小さくなり何回も往復させて剃ることになります。
こうすることで肌を傷めてしまい、毛穴もダメージを受けて炎症を起こします。
炎症を起こした毛穴は紫外線などの影響で色素沈着しやすくなります。
これは顔でいうニキビ跡のような状態が指の毛穴にも起きているということです。
毛抜きで引き抜いて脱毛している
指毛は自分でも目につきやすいものです。
自宅でスマホをいじっているときなどふとした瞬間に気になってしまい、その場で毛抜きを持ち出して引き抜いているという方は要注意です。
毛抜きを使用すると、当たり前ですがシェービングするよりも相当に痛みを感じます。
これは、毛穴の中でまだ身体から生えている、つまり生きている毛を、無理矢理引き抜くことによって毛穴がダメージを受けているからなのです。
こちらもやはり毛穴の炎症から色素沈着を起こしやすくなる原因です。
また、毛抜きを使用してしまうとうまく毛根から脱毛できるということはまれで、たいていは毛穴の内部で毛が千切れてしまいます。
毛穴内でちぎれた毛は、毛根が生きているので再度生えてきます。
このとき、うまく毛穴の出口から顔を出せないと毛穴の中でとぐろを巻いてしまいます。
このような埋没毛も、毛穴が黒く目立つ原因となります。
除毛後のアフターケアがおろそかになっている
とくに毛抜きを使用している方ではおろそかになりがちなのが、除毛後のアフターケアです。
シェービングや脱毛後の肌や毛穴は刺激を受けており、とても過敏な状態です。また、カミソリを使用した場合は肌表面の角質も削られているため、保湿機能やバリア機能も低下しています。
そんなデリケートな除毛後の肌ですが、やはり保湿はダメージを最小限に抑えるもっとも効率的な方法といえます。
しかし、私たちは日々の生活でなにかと手を使う機会が多いので乾燥しやすいですし、水仕事や手洗いなどでせっかくの保湿も意味をなさないことがしばしばあります。
結果的に除毛後の保湿が不十分となり、手が乾燥して毛穴が開きっぱなしになってしまったり、炎症を起こしてしまったりというトラブルが起こります。
毛穴の炎症がどういった悪影響があるのかは、もうお分かりですよね。
もともと毛が太い
指毛はほとんどの方は産毛程度に生えている柔らかい毛なのですが、ごくまれに指の毛が毛深いという方もいます。
全身の毛は通常根元部分が一番太いため、剛毛の方ではシェービング後の毛穴から毛の断面が見えてしまい、毛穴の目立つ原因となります。
このような方では、自宅での除毛・脱毛では毛穴を目立たなくすることは難しいかもしれません。
1度美容サロンなどで脱毛について相談し、専門家の力を借りることも視野に入れましょう。
今は多くのサロンで指毛の脱毛を行ってくれるようです。
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自宅でのただしい指毛処理の方法
指毛処理後の毛穴を目立たなくするには、やはり正しい処理方法をマスターすることが先決です。
シェービングクリームを使用する
全身の除毛処理をボディソープの使用中に済ませているという方は多いかと思いますが、実は肌にとってあまりよくありません。
もちろんなんの潤滑剤も使用せずにシェービングすることは論外ですが、肌のためを思うなら入浴中に行うのではなく、入浴後、または手洗い後の綺麗な肌へシェービングクリームを使用して行うようにしましょう。
シェービングクリームを使用することで、シェービングの際の肌ダメージはかなり抑えることができるようです。
切れ味の鋭いカミソリ、またはシェーバーを使用する
上記でもお伝えした通り、切れ味の悪いカミソリを使用することで肌や毛穴を傷めてしまう原因になります。
商品によって使用回数などの限度が記載されていますので、確認して常に切れ味の良いものを使用するようにしましょう。
カミソリ以外では、電気シェーバーを使用するものおすすめです。
指は細かいパーツであり腕やすねと違ってカーブが強いので、普通のT字カミソリでは肌とカミソリの接地面は小さくなります。
顔用のI字タイプのシェーバーを使用することで、細部までシェービングすることができます。
また、シェーバーは刃が肌に当たりにくい構造になっていますので、カミソリよりも肌や毛穴を傷めにくいようです。
毛流れに沿って、優しく肌に滑らせる
よく見ると、指毛は指先の方向に向かって生えているのが分かるかと思います。
全身のシェービングに言えることですが、毛の流れに沿って剃ることが肌を傷めないために大切です。
また、刃を強く押し当てるのではなく、優しく撫でるようなタッチで滑らせましょう。1か所を1回で剃り切るようにし、何度も往復させないようにしましょう。
こまめに保湿を行う
シェービング後は、とくに念入りに保湿しましょう。身体全体に保湿剤を使用しているという方でも、指1本1本までとなると意外とおろそかになりがちです。
また、手をまったく使わずに過ごすということは不可能です。水仕事をしたりスマホをいじったりと、せっかく保湿をしても保湿剤が取れてしまい、とても乾燥しやすいパーツです。
そのため、シェービング後や入浴後だけではなく、常にハンドクリームなどの保湿剤を持ち歩くようにして、手洗いの後や手作業の後にはしっかりと保湿を行うように心がけてください。
リップクリームと同じで、はじめはつい忘れてしまいがちかもしれませんが、一度習慣にしてしまえば自然とできるようになりますよ。
さいごに
意外と大変な指毛処理について、毛穴を目立たせないための簡単なコツをお伝えしてきました。
たかが指毛、されど指毛といった感じですが、人目につきやすい指先を綺麗に保つことで、自分に自信を持って毎日が過ごせたら良いですよね。
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