2018年の流行色春夏を今から予想してみる!トレンドカラーはいつ決まる?

2018年の流行色春夏を今から予想してみる!トレンドカラーはいつ決まる?

ファッションに限らず、オシャレで居たい人ならトレンドのチェックはかかせません。

雰囲気、モチーフ、カラー、様々なトレンドがありますが、周りよりもいち早く新しいトレンドを取り入れたいと考える人は多いはず。

特にトレンドカラーは洋服だけじゃなく、シューズやバッグなど様々なものに影響しますから、早く知りたいですよね。

ファッション雑誌、メディア、ファッションニュースなど様々な手段を使って情報収集に余念がないと思いますが、この「トレンド」、誰が決めているのでしょうか?

スポンサーリンク


トレンドカラーは誰が決める?

今年のトレンドカラーはコレ!と聞いた時には、もうどの雑誌もその特集を組んでいるくらいに広まっていますよね。いつの間にそんなに流行ってたなんて知らなかった!と驚いた経験をした人も多いのではないでしょうか。

でも、どの場所のどれくらいの人が身に付けていたらトレンドカラーになるの?と疑問に思う方もいるかと思います。

発信地はフランス?ハリウッド?セレブ?と疑問も多いトレンドカラー。

実はこのトレンドカラー、きちんとした経緯があって毎年決まっているんです。

トレンドカラーは会議で決まる!

皆が身に付けているからトレンド、と思いがちですが、実はトレンドカラーというものはきちんとした話し合いで決められています。

まず基本になるのは「インターカラー(国際流行色委員会)」という国際組織です。この組織にはフランスやイギリスをはじめ16か国が参加しており、もちろん日本も参加しています。

この会議では主にトレンドカラーの「方向性」が決まります。世の中の人たちが共感できるカラーの世界観、素材の質感や配色のポイントなど、さまざな観点からの提案が出ます。

この提案をもとに、JAFCA(日本流行色協会)が国内向けのトレンドカラーを話し合い、正式にトレンドカラーが決定するのです。

トレンドカラーはずっと先まで決まってる!?

洋服に関してだけ言っても、デザインから開始して私たちの手元に届くまではたくさんの過程を経ることになります。

トレンドカラーを取り入れたデザインの設定、ファッションショー、展示会、原材料の製作や発注など、数か月やそこらでは間に合いません。

そのため、トレンドカラーというのは実は2年も前にはもう決まっているのです。

トレンドカラーの情報を得たアパレル業界は、それをもとにデザインをしたり、生地や装飾具の染色や発注を行いはじめるというわけです。

それがやっと店頭に並び、メディアでトレンドが大々的に取り上げられ、私たちはトレンドを楽しむことが出来るというわけです。

2018年の春夏のトレンドカラーはもうわかる?

2年先のトレンドカラーはもう決まっている、ということは、すでに今年の秋冬、そして2018年の春夏のトレンドは決まっていることになります。

国内のトレンドカラーを決めているJAFCAのホームページには、決定されたトレンドカラーが発表されています。ですがそれは次シーズンまで。今でいうと、今年の秋冬までが一般公開されています。

すでに2019年までのトレンドカラーが決まっていますが、これを知ることが出来るのは会員のみです。レディスウェアの部会員になるだけでも年会費12万と高額なので、一般の人には現実的ではありません。

今年のトレンドカラーは?

まず今年のトレンドカラーから確認していきましょう。

今年のトレンドカラーは「LeadingRed(リーディングレッド)」です。決断を促す色、未来を切り開くエネルギーをもつ色というイメージです。

これをベースに、春夏のテーマは「Full of Grace(フル・オブ・グレイス)」。わずかに色づいたやわらかいグレー・自然系のブラウン&グリーン・ブルー系・ビビットのオレンジやイエローなどが上がっています。

秋冬は「ヒューマン・ネイチャー」。人のぬくもりを表現する、ベージュ・暖色系ライトカラー・ブラウン系の自然素材を中心に、鮮やかな赤や緑の差し色でハイコントラストが提案されています。

詳しい色使いはJAFCAのレディースウェアページに掲載されているので、今年のトレンドをいち早くつかみたい方は是非参考にしてくださいね。

スポンサーリンク


気になる2018年の春夏は!?

さて、そうするとまだ一般開示されていない来年の春夏シーズンのトレンドが気になります。

正式な発表があるのは秋を過ぎてからになると思いますが、今までの傾向から2018年の春夏のトレンドを予想してみましょう。

トレンドカラーは3つのイメージグループに分けて発表されます。

今年の春夏のトレンドカラーは暖色系は差し色にまわり、ベースがクール系カラーだったので、流れを踏まえてみるとやはり少しくすんだような、穏やかな色合いが選ばれるのでないかと予想されます。

トレンドは続く!?

トレンドとはつまり流行なので、過ぎ去ったらもうしばらく来ない、もう古い・・・と思う人も多いと思います。

しかし実のところトレンドとは長く続くものもあるのです。ここ最近続いているのは、アニマル柄&アニマルモチーフなどです。

ネイチャー系のカラーがトレンドとして続いているのもあり、このままもう少しアニマルモチーフは流行るかもしれません。

今年は世界的にはボタニカルなどの力強いネイチャー系がトレンドになっていたので、そろそろ国内でも取り上げられるかもしれませんね。

基本的にここのところは、ネイチャー系の穏やか・淡い・浅いカラーを基調に、ビビットな差し色でパワーやエナジーを表現するパターンが多いようです。

今年の春夏、秋冬も忘れずにチェックし、流れをつかみましょう。

トレンドカラーどおりに流行らないこともある!

トレンドカラーが会議によって決められ、その後長い期間ののち私たちの手元に届きます。

しかし、いくら世界的に決めたトレンドでも、それをアパレル業界が全面に押し出そうとも、必ずしもそれが流行るというわけではありません。

これが今季のトレンド!という取り上げ方は確かに間違ってはいないのですが、やはりそれがいいかどうかを決めるのは私たち含む多くの一般人ということです。

今までも、えっ?こんな奇抜なスタイルがトレンド?と感じたりした経験がある人もいるのではないでしょうか。いくら雑誌に載っていても、周りの人たちがそれをトレンドと理解してかっこいいと思わなければ意味はないのです。

トレンドカラーもおなじことで、こんな変な色が?と世の中が思ってしまえばそれまでです。売り出される服はトレンドカラーの系統を踏まえたものが増えますが、それを必ず皆が買うわけではありません。

ホームページや雑誌などでいち早くトレンドカラーを知っても、それが実際に周りで受け入れなければ空回りになってしまいます。

大きく外さない小物などに最新のトレンドを取り入れつつ、時期や流れを見極めることが大事です。パリコレなどは最新トレンドが取り入れられますが、こんな服着てる人いない!ということがほとんどですよね。

ですが最先端のファッションショーでは主にトレンドのベースや方向性を見ることができます。アニマルモチーフが多い、柔らかい色合いが多い、など、トレンドを感じ取る目を養うにはもってこいです。

そこから抽出されたエッセンスが、私たちの身の回りに使いやすく取り入れられてきます。

それを知るには、一般向けのファッションショーであるガールズコレクションなど、なるべく自分たちの生活に近いところの情報を早くつかむのがポイントです。

最新のトレンドを知っていれば、服を見て「こういうことか!」とわかることも。トレンドカラーをいち早くゲットして、ひとつ先のオシャレを楽しんでみましょう。

スポンサーリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。